全米オープンテニス、今夜は錦織選手の3回戦です。

 

女子は大坂なおみちゃんが予選から勝ち進んだY・デュアンを

2−0のストレートで下し、3回戦に進んでますねー。

あと奈良くるみちゃんも。

 

ところで、今日、

全仏でビーナスを破って優勝したガルビネ・ムグルサが敗退しました。

なんかねー、解説の人が言ってたんだけど、

動きが悪いし、その前の試合では過呼吸?呼吸困難?

になってたそうだ。

 

杉山愛さんの解説によると

それは深刻な病気とかではなくて

心因性によるもの、

つまり全仏で王者になって、そこからくるプレッシャーではないかと。

 

そういえば、錦織くんも

去年は1回戦で敗退しているんだよね。

 

シードが上がり、ベスト4や決勝戦まで進むと、

次回も当然期待される。

「次は優勝!」と。

 

でも、彼らだって

その位置に来たのは初めてで、

前回までは挑戦者だったのが

今度は追われる立場になり、「勝って当然」というプレッシャーと戦うことになる。

 

どんなに強い人であっても、

初めての立場に立つと

今までと違うプレッシャーと戦わなくちゃいけない。

 

ということなんですねえ。

 

 

子供が中学で陸上をやっていたとき、

毎週のように大会があって、

「なんでこんなに大会に出る必要があるんだ?」

と思っていました。

でもそれって、大会の雰囲気に慣れる、

という意味もあったんだなあ、と。

そしてそれがルーティンワークに組み込まれる

(日曜日は朝早く起きて調子を整えて会場入りする)

ということが大事なんだなあと。

 

というのも、校内で一番早い子が、めっちゃ緊張する子で、

一番最初の大会のとき、右手と右足が同時に出てたって(笑)。

 

そんな緊張やプレッシャーがかかったときに

一番必要なのが

「自分は誰よりも練習してきた」という自信かなあ、と。

だって、練習でできなかったことが、本番でできるわけないですよね。

あとはいかに、大会でいつもと同じ精神状態にもっていけるか。

 

 

 

 

ま、そんなわけで

誰でも、というかほとんどの人は

日々プレッシャーと戦っているんだなあと。

そしてそれは

最後は結局、自分との戦いなんだよね。

 

ま、そんなことをつらつらと考えつつ

今夜もこれから錦織選手の試合、見ます!