今日もまた、言われた。

「そういうふうに、全然みえなかったよ」って。

 

あたしは、人前で何かをするのが

子供の頃から大嫌いだ。

極度のあがり症。

 

小さいとき、そうまだ保育園の頃。

保育園にピアノがあって、弾きたくて弾きたくて、

とうとうオルガン教室へ、小学校からはピアノを習わせてもらっていた。

ピアノを弾くことが大好きで、

だから当然課題曲もすぐ覚える。

で、6年生のときかなあ、その教室主催の発表会みたいなのがあって、

先生に「出なさい」と言われたが、

実はステージに上がって、そこでピアノを弾くのが、

もう嫌で嫌で。

 

そのときのことはあんまりよく覚えていないけど、

のちに母がこう言ってた。

「ほかの子は、練習時間にすぐにステージに上がって練習しているのに、

あんたはモジモジして、練習に行こうとしなかった。

その時点で、ああ、ピアノの道はないと思ったね」

 

そう、私は

「ただピアノを弾くのが好き」

なだけで、人前で演奏するのは大嫌い、なのだ。

あがるから。

恥ずかしいから。

 

それはその後も変わらなく、たとえば小学校、中学校、高校などで

新学期になって新しいクラスになったときに自己紹介するじゃないですか、

もう、自分の番がくるまでずっと

心臓がバクバクですよ!

 

その話をこの前もある人と話したら

その人は小さいときから全くそういうことはなくて

むしろ好きだったと。

それも、「目立ちたい」とかそんなんじゃなくて

ただ「好きだった」って。

 

うん。好きって、そういうことかもしれない。

 

でもですねー。

この、

「人の前でしゃべれない」

って、結構ソンするわけですよ。

 

だからプレゼンとか、とんでもないわけで。

 

でもこの前、ついに、

「このまま逃げてちゃいけない」と思って

頑張ったわけですよ。

 

上がらないようにするには、もう準備するしかないです。

人前でしゃべることに慣れている人にまず聞きましたよ。

どーしたらいいの⁉︎って。そしたら

「同じ状況を作ってしゃべってみる」

「時間を計る」

「ゆっくりしゃべる」

などなど、ヒントをくれました。

 

本番にむけて、台本を作り、ちゃんと時間をはかって、

場所を、人がいることを想像して

話してみる。何度も、何度も。

 

本番は…

ハイ、めっちゃあがりました。

あがりましたけど、ちゃんと言いたいことは伝わったし、

想定通り、時間内に終わりました。

 

逆に、

慣れている人たちのほうが、

シュミレーションしてなくて

時間オーバーしてもっとも伝えたいことがいえてなかったという現実も。

 

そのとき思ったね。

 

ダメだと思うから、

事前に準備する。

何度も確かめる。

そして「大丈夫、大丈夫」と自分を暗示にかける。

 

それを繰り返すことで

少しずつ慣れていき、

やがて自信につながるのかな? と。

「こんなあたしでもできたんだから、あなたもできるよ」って。

 

(イヤ、でもやっぱり進んで人前でしゃべろうとは思いません…)←ダメじゃん!

 

いいのさ~~~。

しゃべるのが苦手だから、

「書く」という道を選んだのだから~~~。

(いいのか? それで本当にいいのか?)

 

ではまた明日~。