3秒で選ばれるブログ集客術の阿部 由貴(あべ ゆき)です。
私の周りのブログ運営者の間でまことしやかに囁かれていることがあります。
それは情報サイトなどのまとめで見かける「いかがですか?」の言葉。
違和感ありませんか? 私はちょっとイラっとしてしまいます。
1.「いかがでしたか?」という文言が増えた理由
「いかがでしたか?」という文言が増えた確かな理由はわかりませんが、近年のブログの歴史を辿るとヒントが見えます。
2015年〜2017年にオウンドメディアというブログの運営形態と長文SEO(とにかく1記事あたりの情報量で勝負する)というのが流行しました。
オウンドメディアについて、簡単に説明します。
オウン=own(オーナー、所有するの意)から来ていて、自社で管理、運営するブログのことです。
「ワードプレス」「独自ドメインブログ」などがオウンドメディアにあたります。
反対に、今書いているアメブロは、サイバーエージェントという運営会社が管理するブログシステムを借りているので、オウンドメディアではありません。
自己管理できるオウンドメディアに、自社の顧客がほしがるであろう情報を記事として積み重ねていくことで顧客の信頼を獲得し、集客するのが狙いです。
つまり、オウンドメディアを通して顧客とのコミュニケーションを築く必要があるので、従来のホームページのような無味無臭な記事は好まれません。
顧客(=読者)とコミュニケーションを取ろう、感情を動かそう、としていく中で、「いかがでしたか?」と読者に呼びかける文言が生まれたと考えています。
その頃のブログ記事は、面白いほどまとめにあたる部分に「いかがでしたか?」というセリフが散見されました。
2.「いかがでしたか?」の文章に違和感を覚える理由
「いかがでしたか?」というセリフに違和感…イラっとさえしてしまう理由は、“上から目線感”ではないでしょうか。
インターネットで何かをわざわざ検索して、ブログ記事を熟読しているときというのは大抵、何かに困っていたり、解決したい問題を抱えているときです。
例えば「財布を落としてしまった。ものすごく焦っている。何から手続きしたらいいんだろう」と検索し、記事を読んでいました。
- 警察に届け出る
- 金融機関やクレジットカード会社に連絡してカードの使用を止めてもらう
- Suicaの利用停止手続きをする
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- 「いかがでしたか?」
なんて書いてあった日には、「いかがですか、じゃねーよっ!」って叫んでしまいます。
日常でも「いかがでしたか?」と聞かれるシーンはあります。
素敵なレストランで食事を楽しんだ後、お店の方からの「いかがでしたか?」は全く嫌な感じはしません。
前提としてポジティブな状況であること、さらにこちらと相手とコミュニケーションを取れた上での「いかがでしたか?」は、嫌でないどころか自然な流れとさえ思います。
3.ブログは読者との”会話”です!
「ブログを書こう!」と思うと、身構えたり、書けなかったり、反対に思いつくままに書きすぎて何が言いたかったのかわからなくなったり…
色々悩むこともありますが、基本的にはブログは読者との”会話”、“対話”と考えています。
この記事についても、友人とのたわいのない会話と考えるとシンプルです。
私「最近ブログ読んでると、『いかがですか?』ってよく見かけるんだけど。なんか違和感あるんだよね」
友人「そう言えば、よく見るよね! いつから増えたんだろう」
私「確か2015年頃からかな。オウンドメディアっていうのが流行って、読者とコミュニケーションを取ろうとして、呼びかけるセリフが多用され始めたみたいよ」
友人「会話だといいんだけど、一方通行のブログで『いかがですか?』って言われると、ちょっとイラっとしちゃうよね」
私「そうそう。真剣に悩んでて読んでたブログに『いかがですか?』なんてあった日には発狂しそう」
こうした実在するor実在しうる会話をベースに、ブログの構成を組み立てています。
リアルの会話で友人に対して「いかがでしたか?」と言うと、不自然なのはイメージできます。
常にそこに人がいる。
どんなに科学技術が発展しても人が土から離れて生きられないように(ラピュタか!)、人は人なしでは生きていけないのです。