前回の記事の中で書いたお兄さんとの一件

 

 

これで懲りて

いよいよ受験モードに突入するかと思ったんです

 

いや実際

しばらく間違いなく受験モードでした

 

 

受験生にとって大事な時期である夏休みは

毎日予備校の自習室に通い詰め

最低12時間は勉強し

予備校の中に友達ができて

切磋琢磨しながら勉強することが増えました

 

 

その良い流れを保ちつつ

受験生の秋、そして冬を迎え

すごく良いペースだったのでした

 

 

 

予備校に通い詰めた私は

予備校のチューターさん

(勉強の相談などにのってくれる現役の大学生アルバイトの方)

とも仲良しになりました

 

 

ほとんどのチューターさんと

仲良しになった記憶…すごい話です

 

 

 

そんな中で

 

あまり多くを語らない

少し影のある

だけど優しい感じのチューターさんがいました

 

 

その影が気になって

最初は面白半分でちょっかいを出したり

毎日話しかけたりしていました

 

そのうちに

向こうの方から話しかけてくれるようになり

個人的にお菓子をくれるようになり

2人で話すことも増えるようになり

 

 

また勝手にスイッチが入り

また勝手に好きになり

また勝手に突っ走ったのです

 

 

 

そのチューターさんに会いたくて

いつもより増して予備校へ行き

一生懸命勉強して

もっともっと褒められるように頑張って

 

 

親密になっていた

 

 

と思っていたんです

 

 

 

 

だけど

私より親密な人がいたということを

知ってしまったんです

 

 

 

 

センター試験1週間前に。笑

 

 

 

流石にショックだったので

(勝手に舞い上がっていたのは私なのに!)

 

そこからは受験モードにシフトチェンジ

 

 

とにかくショックなエネルギーも

受験勉強に打ち込んだのでした

 

 

 

そして、

第一希望の大学に合格したのでした

 

 

 

 

その後

そのチューターさんとお付き合いもしましたが

 

 

私が子どもすぎたのです

 

突っ走りすぎたのです

 

 

 

いや

今思うと

 

その温度感や価値観

しっくりこない相手だったのだと思います

 

 

大学入ってしばらくしたら

お別れしたのでした

 

 

 

 

受験だろうとなんだろうと

恋愛は別だった私

 

 

むしろエネルギーになった私

 

 

それはそれで認めて良いことなのかもな、

と思っています