今年は生徒さんたちに お点前 後見を交代でしていただいて

社中の文化祭のようなノリで

皆さん和気あいあいと 上手にされました

 

私は受付・待合・水屋・囲炉裏端

あちらこちらウロウロ

おかげで 来てくださった方と

いろいろ お話させていただけました

 

お道具が覚えられないという事で

今年は会記を貼りました

 

 

 

水指は林探幽 祥瑞写し古鏡

茶碗 新高麗

棗  漆壺齊

茶杓 淡々斎 仙叟写し桑

建水 太鼓 表完

 

 

次客のお茶碗がお家元さんでしたので 逆のような気もしますけれど

使い方として

 

次客の辻村史郎さんの唐津と

三客の細川護熙さんの粉引が

先生と弟子の関係で 並べて使いかったのもあります

 

 

 

こちらの三碗も師弟関係 島根県出身の方々です

 

河合寛次郎さんの草花紋

椋木英三さんの紅葉

石飛勝久さんの練り上げ

 

 

すべて 谷本洋さん

ご縁ができて 3年おきのデパートの個展で

お手伝いをさせていただいて ・・・ 呈茶のお手伝いではないですよ

 

頂いたのやら 購入させていただいたのやら いろいろ

花入れや 水指も あります

 

自分の好みで 土物が好きですので 増える一方

 

 

今年は絵付けが少なかったので 黒のお茶碗出してみました

さすがに大寄せの点てだしですので 楽さんのお茶碗は出していません

 

吉向十三軒 

桧垣青子

中村道年

安食ヒロ

池田退助

 

これは 仙叟宗室の270回忌 遠忌茶会の記念品

永寿さんの海老の茶碗と淡々斎の茶杓

 

 

 

50本作られた 記念品です

凄いですよね お家元さんの茶杓をいただくなんて

50ノ内 でした

 

 

どうしたことか 20年の間を開けて 我が家でそろいました

 

60数年前に 同じ場所にあったお道具が

また ひょんなご縁で 揃うという 不思議

 

これこそ ロマンだと 一人盛り上がりました 笑

 

 

大宗匠好みの組み紐煙草盆

火入れは永楽即全

染付でしたので 菱灰を入れました

染付か白のときに菱灰が使えます

 

菱灰は菱の実の殻を焼いて作った灰です

色がきれいです

 

今年はごつごつした茶碗が多かったので

来年は絵付けでそろえましょう