堀田宗達の七夕 画賛

この方は 遠州流 小堀家の識方 

お道具の鑑定や 管理をする方のようです

 

 

賛  ひととせに 一夜と思えば 七夕の
     あいみむ秋の 限りなきを
 
ひととせに の ひは には
 
一夜と思えば の ばは
 
あいみむあきの の きは のは
 
かぎりなきよを の リは なは きは をは
 
紀貫之の七夕の歌ですけれど 少し違ってます
貫之さんは
 
一年に 一夜と思えど 七夕の あい見む秋の 限りなきかな
 
語尾が少し違いますね

 

 

画賛の画は 梶の葉と短檠 


一文字の裂地は 笹

 

来月はお稽古お休みですけれど

秋の軸という事で 8月でも かけれそうです