2月末ぐらいにオーダーの問い合わせを頂きまして制作に取り組んでいた、リアルサイズとマイクロミニサイズの羊毛フェルトのうさぎさんを納品しました😊


こちらがリアルサイズ

ちうねくんというお名前の男の子です✨
リアルちうねくんは、
正面のお顔は鼻筋が長くキリッと凛々しいのですが、横から見ると、優しい穏やかな眼差しのロップイヤーうさぎさんです😊
幼い頃はプロペラお耳だったそうで、今回も右耳を少しだけ上げました。

実はちうねくんはお月様組でして、さみしさから愛しいちうねくんを羊毛フェルトで再現してもらいたいとご依頼頂いていました。
ブラッシングで抜けた綺麗なブルーの毛もたくさんお持ちでしたので、処理して羊毛と混ぜて植毛ささました。
遺骨も小さなカプセル32個に入れてマニキュアでコーティングして頂いたので、体の中の針があたらない部分に内蔵しました。
ちうねくんの遺毛は本当に綺麗なブルーです。それを全体の3割ぐらいは羊毛に混ぜていることもあり、輝きがあります✨
何の加工もしていない写真です✨

ほぼ完成近くになってからも明日は更なる発見があり、修正するとまだリアルになるのではないかという思いの繰り返しで、なかなか納品できずにいました。
でも、お天気の事もあり(雨続きを避けたい)、もうお送りしないといけないなあ…と先週辺りは思っていましたが腰があがらない😓

ところが一昨日のレッスンが終わって昼食をとり、羊毛ちうねくんを眺めていたら急に、よし、梱包して今日の便に乗せよう💪とスイッチが入りました。
梱包途中😁
できるだけ凹んだり摩擦しないよう綿をモクモクにして動かないように、お髭が取れたりしないよう工夫して梱包しました。
(お髭も向かって右側に1本だけちうねくんの実際のお髭をつけています。)

それから、マイクロミニサイズの方は


色が薄いのは羊毛だけで作った試作。
他の4個はちうねくんの遺毛を混ぜた毛で植毛しています。
差し付けや差し固めではなく、植毛したのでかなりの精神統一でした😁
3.5ミリぐらいで仕上がっています。
このサイズでも植毛ができるというよい勉強になりました。(最初の試作はとてもみせられないものでしたが🤣)

無事に出荷に間に合い、翌日である昨日の午前、ちうねくんのパパさんママさんから受け取り完了の連絡を頂きました😉
そしてなんと昨日は月命日とのこと😲

どうしてあんなに急に送ろうとスイッチが入ったのかわかった気がしました。
きっとちうねくんにお尻を叩かれたのでしょうね〜😅

無事にお家に帰ったちうねくん、パパさんママさんとの3ショットの写真や、ちうねくんのケージがある本棚の上から見渡している写真を送ってくださいました✨

いつもちうねくんを入れていた宇宙キャリーが今は空き部屋になり、ちょっとさみしいですが、懐かしいお家に無事に帰ってよかったです。
ほとんど自由に制作させて頂いたパパさん、ママさん、本当にありがとうございました😊❤️

最後にもう一度動画を😉


バッグでかかっている曲はちうねくんを作っている時によく聞いていた曲です♪
レイナルド・アーン 「恍惚の時」


一般社団法人日本うさぎ羊毛フェルト協会 ®︎ 認定講師・作家
needlefelt幸(yuki)こと、原田佳世子

NHK名古屋カルチャーでの短期リアルレッスンは