手から離れると同 時に 優雅に飛び立つ
白い体は飛行機よりも鳥に近い
心のなかののいらないものを乗せて遠くに飛んでく
スローモーションのように
ゆっくりと
静かに着地する姿は
まさに鳥だった
川 山 水田から立ち上る
白い水滴
一つ一つの街を優しく包みこむ
故郷を思い出させるような景色が広がる中
窓から外を見つめる
霧が晴れたら
あのひとにあいにいこう
それまでは
この霧を 心ゆくまで
眺めとこう
自分でどこかにやったのに
どこにやったか見つからない
途中からモヤッと記憶が消えて
全く思い出せない感じ
あとはどこを探してないかな
目線を止めて考えてく
同じ場所をもう一回探して
いっぱい動いて
ふと顔を上げると
光って消えた
やっと見つけた
モヤモヤが急にはっきり
記憶に変わった
もうなくさない
私の大事な探し物
ホースから出るただの水なのに
なんで君は喜んでくれるのだろう
なんで虹ができると
笑顔の花を咲かせてくれるのだろう
車を洗うのも忘れて
きみとみずあそびがしたくなるのは
絆を深めたいとかじゃなくて
君と一緒に