遂に、ここまで再度書ききったのは感慨深い…
思えば、この作品の企画が始まった頃自体は、まだXY発売前だったんですよね…
それが一旦終わる頃にはレッツゴーピカチュウ発売前と、本当に完結まで時間かかったものだ… 

まぁ、今更最初から読み返すと、改めて滅茶苦茶なコンセプトだったなぁ…と色々反省してます。
とはいえ書いてて一番楽しかったのも、第1章と2章なんですよね…(^_^;)

元々、1~2章の路線で延々と続ける予定だったのですが、様々な理由とシナリオ路線変更により、急遽変更となったのは良い思い出です!

ってなわけで、2章のラスト前辺りは急に妙な設定が垣間見れると言う…
そのままのノリで3章に入り、ここでもちらほら疑問残して一気に4章!

ここからは、自分的にも新しい事に挑戦したいと言う思いが強くなり、急遽メインヒロインがラスボス扱いと言う異例の展開になりました…

しかしながらパルキアファミリーは本当に書いてて楽しかった…そして辛かった!!
ぶっちゃけ、今読み直しても自分で泣けるシーンがリアルにいくつかあり、4章の力の入れようは自分でも驚く限りです。
コイツ頭おかしいんじゃね?と思われる方もおられるでしょうが、ご容赦を!!
 

そして、様々な伏線を一気に回収する5章!
ここからはネタバレ上等でややこし過ぎる裏設定がぞろぞろと出て来ます…
ちなみに、ほとんどの設定は2章終了時点で大体決まっており、大まかな変更はほとんどありませんでした。

と言うか自分の悪い癖なんですが、基本的にまずは最初のまとめまで書いたら、とりあえずラストの候補をいくつか想像。
その中でラストシーンが決まったら、じゃあそれに到達する為の骨組考えようって言うドタバタパターン。
ぶっちゃけてこの骨組みの部分はほぼアドリブとなっており、唐突に妙な展開になる事も多かったりします…


ちなみに、初期案の時点では実は4章は丸ごとやる予定が無く、4章が最終章になる予定だったんですよね…
それが、コラボ企画の企画倒れのせいなんですけど、その為に折角設定してたキャラ潰すのも勿体無いなぁ~と思って生まれたのが現4章なんですよね…
ホント、今考えたら自分の中で白那さんが押しも押されぬヒロイン性出してくれたので大満足になりました♪ 

ちなみに、4章の設定が無かった場合は、3章ラストで突如ディアルガ襲来、守連たちが4人がかりで死にかけながらもそれを倒す。
そして、守連たちの記憶が唐突に甦って、聖に別れを言って消える。 
この時点で理のルールにより、聖君は全て忘れて完結編へ…と言う流れでした。

ちなみに、この場合は道中の伏線などもかなり違っており、そもそも1~3章での世界はちゃんと現実世界の設定で、夢の設定は存在してませんでした。

とまぁ、そこからとある切っ掛けで聖君の記憶が戻り、守連たちを探す為に最果てに辿り着く…と言うのが初期の想定でした。
この場合は、お助けメンバーが騰湖たち以外全員ポッと出になる予定で、かなり悩んだ部分でもあります。

流石にポッと出連発でご都合主義にやるのもどうかなぁ~?
と後から悩む羽目になったんですよね…まぁ、結局黒歴史ですが!

そのままラストまでの流れに関しても、初期案では聖君は4人の内ひとりしか最初は助けられず、全員助ける為に何度も世界をループする設定だったり。
何度もやり直した結果、聖君は最終的に4人全員助け、最後は現実世界に戻って大団円と…かなりありきたりな終わり方を想定してました。(-_-;)

まぁ、良くも悪くも今の終わり方の方が無理は少なかったかな~とも思っています。
それでも、風路さんの立ち位置だけは急遽最終話のエピローグでねじ込むという離れ業をやる羽目になりましたが…

風路さんのポケモン設定は、マジでどうするか最後まで悩んでああなりました…それなりに納得は出来るかなぁ~?
旧版だと改めて描写少なすぎだろという事で、真説版で少し増量はしております。

 

まぁともあれ、紆余曲折ありまして無事に真説版もシリーズ完結!
なお、シリーズは完結しますが、聖君の次回作は作ります!
(って言うか現行100話まで連載中!)

そう、聖君の生活はまだまだ続く!  続くったら続く!!

 

さて、ここからは作者恒例のあとがきキャラクター裏話です…

 

 

 

 

 

『守連』

何だかんだで一番安定感無かった気がする。
旧版1話読み返したら完全に別キャラで自分でもかなり戸惑ったわ…つーか、初期案のままやったから仕方ないわな…と、深く反省。
結局、真説版で1番書き足されたキャラでもあります。 

とりあえず、初期案では人畜無害の腹ペコキャラで空気ヒロイン。
事実上戦闘描写のある話になってようやく存在感が出るという、今思っても路線変更して一番得したヒロインだとは思う…

地味に電気を溜め込む性質あって、直接触れあえないと言う部分は、ピカチュウらしい悩みかな?と思って我ながら良い案だった…と、それなりに自画自賛。
頬袋マジで危険…迂闊にキスも出来ん!

性格は基本的におっとり系で、某まゆしぃがモデルの喋り方なんですが、気が付いたら守連は守連独自のキャラ方向に落ち着いたな~と自分で関心…

ネタ関係ではほとんど絡みませんが、真面目にやるとフツーにヒロインしてるから侮れない娘でしたわ…

ラストも思う存分力を発揮してもらいましたし、最後の一撃は渾身の思いを込めました!

この辺は4章ラストもそうですね…あのバトルは色々考えた上ではちょっと物足りなかったと思ったので真説版で少し書き足しました…
でも、台詞関係や白那さんとのやり取りは旧版でも本当に思いの丈込めてるなぁ~と今でも思います。



個人的評価
★★★☆☆

 



『阿須那』

2番目のヒロインで早速地方被り。
特にこの頃の初期組はとりあえず好きなポケモン出そうよ~って事で、炎タイプで1番好きなキュウコンさん出したわけで…

この娘も初期の頃は設定ブレッブレで、ただのお気楽お姉さんだったのに気が付いたら我が家のおかんで頭脳派お姉さん。

元々コスプレ喫茶で働くのは決まってましたが、コックやったりとかの設定はその場その場のアドリブで決まった設定ですね。

何だかんだで関西弁も相まってかなり動かしやすく、基本的に台詞は多かったなぁ~と改めて思います。
真説版でも描写がそれほど増えてないので、安定した扱いだったなと…

後半は暴走がちで女胤に並んでエロネタに落ち着いてますが、フラグ立てた聖君が悪い!
まぁ、でも初期からエロネタを盛り込むのは決まってたので、必然ちゃあ必然。

とにかく頭の回転が早い設定になったのはたまたまなんですけど、思ったよりハマり役で良かったとは思います。

ただ、このせいで女胤が割り食った感は否めない…本来なら女胤に参謀ポジをやらせる予定だったんですよね…(-_-;)

 

個人的評価
★★★★☆

 

 

『華澄』

この娘は当初出る予定が無かった娘です…
ですが、実際のゲッコウガの変幻自在がとにかくインパクト強く、これは急遽出したいとマジに思って出した次第です。

それだけに他のキャラとは一線を画すキャラクター付けで作者の愛を一身に受けた娘となりました…
初期は、意外とポンコツ設定で当初は守連同様マトモにやる事の無い空気ヒロインの予定でした。

とは言え、それじゃ出した意味無いだろと、差別化を図る内にどんどん個性強くなり、気が付いたら作品を代表するキャラに昇格した気がします。
全体的に台詞も多く、全ヒロインの中でも屈指に動かしてて楽しいキャラです♪ 

エロネタも基本豊富ですが、何気に純情で一途なんだけど恥ずかしくて出来ないって言う俺得シチュがドハマりした罠…

後半のキスシーンは察しての状態ですね…
聖君にとってもかなり好みのタイプとして描いてますし、本当にイチャラブさせたかった…
でも劇中でやると他のヒロインを完全に食いかねないので、流石に自重した次第です…

最終的に皆のストッパーに落ち着いたのも良い経験ですね。

 
華澄ちゃんは本当に色々成長を描いたつもりですけど、何かと暗い話にも縁があり、基本彼女が戦うと誰かが傷付くと言う辛い現実も…

華澄ちゃんは基本的に菩薩の様に優しい娘で、やる時は容赦ないよって所もあってか、ちょっとでも揺らぐとポッキリ折れると言う儚さも華澄ちゃんらしくて良いなと思ってます♪

 

個人的評価
★★★★★

 



『女胤』

実は旧版当初、ギリギリまで浮狼さんとヒロイン争いしてた問題児。
浮狼さんの名前がナタネのフランス読みから来てるのはその名残。
下手すればラランテスの女胤になっていたのである…

とは言えドレディアで出す以上、やっぱり何とか個性を着けたい…と思ってまず性格設定にグラブルのヴィーラさんを持って来る辺りが俺らしいと言うか…

とは言え、向こうよろしくヤンデレ要素はほとんど無く、作品進む度にエロネタしかやる事無くなると言う悲劇。
性格も比較的良識人に落ち着いているので、後半になればなる程空気化していく恐ろしさ…

知略面で戦おうにも阿須那の壁は大きく、じゃあ戦ったら強いやん!と言っても守連の壁が意外にデカイ。

やはりエロネタしかないんか!?と思っても阿須那も華澄ちゃんもいるのにそこまで目立たない!

結局、変態でスタートして変態で終わるというやるせない方向に…
ちなみに、ラランテスさんだったら真面目に格好良い方向性で相当個性強かったと思う…
なお、旧版前の更に初期案ではもっと毒舌智将のボス格お姉さんと、ある意味個性の塊だった予定です。

なお、こちらの設定はとある理由で別の作品のキャラと被る気がしたので取り止めた次第です。
 
真説でもやっぱり加筆は多かったなぁ…今では更に不遇になってるし、加筆はまだまだ増えそうです。

 

個人的評価
★☆☆☆☆



 

『風路』

とにかく初期案では存在すらなかった娘。
とりあえず阿須那の個別シナリオでサブキャラ担当で出したのが皮切り。
とはいえ、1章時点では完全にただの人間設定で、あわよくばポケモン娘にしようか?とは思ってた程度の存在。

結局、悩みに悩み抜いた結果4章の設定が固まった段階で、エピローグにて遂に設定お披露目。

4章開始前の段階で既に幼馴染みの姉さんと言う設定までは固まっていたのですが、本当に描くかどうかは書くその時まで実は決まってませんでした。
やるにしても次回回しでも良いかなぁ~と思ってたので…

夢見の雫の先代継承者設定も固まった時点で決まっており、聖君の時代における初の人化ポケモン娘と言うかなり重要なポジション。 

結局、本格ヒロイン参戦は次回作回しとなるのですが、これからの活躍にも期待していただければありがたいです♪
次回作からは比較的目立つポジですので!



個人的評価
★☆☆☆☆

 



『騰湖&鳴』

実は初期案の時点で出るのは決まってた娘たち。
まだ女胤の設定の欠片も無かった時点で、鳴と同時に大長編扱いで出すよ…と早い段階で決まってました。

ただ、その頃はぶっちゃけて何の裏設定も決まってなかった、ただの日常ギャグ作品予定だったので、一度出てからしばらくしたらまた出そうね~って位のゲスト的位置付けでした。
なので、この頃から困ったら助けてくれるお助けキャラって路線もこの時点で決まってたり…

裏設定固まった時点で一発目のお助けは確定しており、そこまで伏線引っ張るのが色々心苦しかった…
初出からそれなりのインパクトで出てきており、突然の謎設定をいきなり表現して消えた不遇の退場。

そこから、このふたりは完結編まで一切名前すら出て来ないと言うシャットアウトを敷き、唐突に強くなってから再会…と言う展開はおおっ!と思ってもらえたら本当に計画通りで嬉しいです♪

個人的にもかなり好きなふたりですし、次回作でも活躍する予定ですので、ファンになってくださった方はお楽しみに♪

 

個人的評価
★★★☆☆

 

 

『舞桜&水恋&神狩』

ぶっちゃけて、ただのモブ予定だった娘たち。
当初はコラボ企画用の敵キャラで、3章の構成が決まった段階で出すのは決定してた娘たち。
ただ、初期はただの一発キャラで再登場予定は無かったんです…

本当はジガルデ編は初期案のまま、ポッと出のゼルネアス&イベルタルに助けてもらう予定でした…
(しかも、騰湖たち同様過去に聖君と関わっていたと言う後付け設定)

だったのですが、そこでやっぱポッと出の禁伝使うのどうよ?と自問自答した結果、3人の再登場が決まりました。

一応、4章終了辺りまでは悩んでたんですけど、パルキアファミリーの個性があまりに高くなったので舞桜ちゃんたち3人にも個性を付けたつもりです。

取り分け舞桜ちゃんはかなり強い個性になれたと自画自賛。
水恋ちゃんは元が悪党よりの性格で出したのも相まって、再登場では違和感多かったかなぁ~とちょっと思いました。

神狩さんはそれなりに思い入れ強く、実は設定もそれなに細かく設定してたりします。
生かす場面は結局無かったですけど、実は元傭兵でポケモン界ではそれなりに名の通った傭兵団所属と言うミリタリーな設定が…

まぁ、この辺もおいおい次回作回しになりそうです。
ちなみに舞桜ちゃんのラストの必殺技はいかがだったでしょうか?
わざわざムービー見直して構成考えたのでそれなりに格好良く表現出来たかな~?とは思っていますがはてさて…?

 

個人的評価
★★★☆☆

 



『白那』 

事実上の4章ヒロイン。
とはいえ、実の所初期はコラボ企画用のラスボスであり、この頃は純全悪と言う、今から考えたら想像も出来ない立ち位置。
性格付けのモデルは、七つの大罪、慈愛のエスタロッサで、本当に倒すべき悪と言う感じでキャラメイクしてました…

とはいえ、企画が倒れてしまった為、急遽新たに4章の構想を設定。
そして、そこでは白那さんの苦悩を描き、聖君との悲恋を描こうという思いが走り、あの悲しい4章が出来上がりました。

4章は事実上ギリギリでネタバレを隠し、聖君の真相への苦悩も描く手伝いとなります。
結果的に、聖君と白那さんとの距離感は非常に絶妙に出来ており、互いの苦悩が読者に伝わってくれれば成功と言えます。

ただ、前述した通り本当に書いてて泣きそうになる。
特に白那さんの泣き叫ぶシーンなんかは何度読み返しても頭の中で情景が浮かび上がって涙がフツーに流れます。

流石にそこまで感情移入してくれる人はいないだろうけど、それでも共感してくれる人がいれば、書いてよかったなぁ~と思います。

そして、全ての鬱憤を晴らす完結編!
4章開始時点で決まってた路線なので、思う存分白那さんにブチ切れていただきました♪

あの開幕ディアルガさん殴り倒すシーンは本当に作者自身の怒りも込めて叫ばせたシーンなので、作中でも屈指に好きなシーンです♪

次回作でも存分に出て来るキャラなので好きになってくださった方はお楽しみに♪

 

 

個人的評価
★★★★★

 

 

『夏翔麗愛&藍&棗』

言わずと知れた三湖神。
こちらも当初はコラボ企画の敵役で幹部の設定。
そっちの場合、実はもう少し年齢設定高く、聖君と同じ位の背格好で考えてました。

とはいえ、こちらも企画倒れで大幅リファイン…
結果として子供としての側面を強くし、苦しむ母を想う優しい娘たちという立ち位置になりました。

ただ、設定の都合上夏翔麗愛ちゃんだけは出すに出せず、結局個別シナリオの一本のみ(しかも聖君が絡まない)で、面白可笑しくは出来たけど、ネタまみれだったなぁ~とある意味後悔。

まぁ、夏翔麗愛ちゃんも次回作で出番増えるのでこうご期待ください!


藍ちゃんは正直動かしやすすぎて逆に問題児に…(´д`ι) 
日頃から聖君の性欲に目をつけており、早く研究結果を知りたいだけのド変態。
実の所、藍は真面目に研究者で、クソ真面目に人間とポケモン娘の子供が出来るのかを確認したいだけだったり。

まぁ、天才と変態は紙一重と言うので、ねぇ?


棗ちゃんは色んな意味で重要な役割となりました。
この娘がいなければシナリオの根幹が成り立たず、この娘がいるからこその4章の基盤が出来てます。
ぶっちゃていなかったら4章は全然違う話になっていたはず…
あくまでパルキアファミリーの目線でどうなのか?を突き詰めた結果、棗ちゃんがキーパーソンとなりました。

 

個人的評価
★★★☆☆

 

 

『愛呂恵』

実はコラボ企画の初期案では存在しなかったお方。
4章設定を固めた時点で初めて考案したキャラであり、エロウサギ担当。
所謂、パルキア城の三幹部に位置し、メガ進化して華澄を苦しめるのは出た時点で決まってました。
ただ、ぶっちゃけそこまでキャラを掘り下げることはなく、単なるサブキャラで終わる予定だったんですが、流石は俺!

まず、こんな良い立ち位置で何にも起こらないヒロインいねぇわ…と言う事でまさかのヒロイン昇格。

一応、事前調査でパルキアファミリーでは愛呂恵さんが一番好きだと答えてくれた方がいましたので、この時点で方向性は決定してました。
しかも、その際には完結編で単独お助けキャラ昇格の嬉しい要素も…

ちなみに、愛呂恵さんが昇格しなかった場合はラスト幹部がディアルガ戦になる予定で、その手前の阿須那救出はレックウザがボスの予定でした。

この際にはポッと出のアブソルが危機的状況でメガ進化して助けてくれると言う、そこそこ熱い展開だったのですが、結局愛呂恵さんのおかげで無かった事に。
しかも、このお陰でレックウザさんがヒロイン昇格になったのだから世の中解らん物である…

完結編の構成は急遽オリジナルでこしらえたものなので、実は相当アドリブ入ってます。
特に愛呂恵さんの戦闘シーンとかはかなり某映画俳優をモデルにしており、所々にネタが入っております。
後半は満を持してのメガ進化でラストは乱舞フィニッシュと個人的趣味が入りまくったレックウザ戦に。

結局、真ボスにルギア出したのですが、結局よう解らん小物で終わってしまいました…まぁ、仕方ないかな?とは思ってたんですけど。
愛呂恵さんの優しさをちゃんと感じ取っていただければ幸いです♪

 

個人的評価
★★★★★

 

 

『櫻桃』

実は当初はモブ設定。
こちらもコラボ企画の雑魚敵で本当はそれだけの一発キャラ予定でした。
とはいえ、結局こちらも4章のボス候補に選ばれメガ進化。
結果的に阿須那の引き立て役で終わった感がありますが、最後の最後で自爆して主人を守ると言う役は個人的にグッと来る場面でもあります。

本来はここで次回作までフェードアウト予定だったのですが、それじゃ流石に可哀想だろ…と思ったので急遽個別シナリオ開発。
結果、まさかの1日限定恋人ごっこと言う個人的に反則技のシチュエーションを盛り込んでしまいました。

ラストシーンは本当にドキドキしっぱなしで、どうする? どうしよう?  まだ行ける!?とか考えながら書いてたら予想通りの容量オーバーで断念!!

個人的にここまでやったのはやっぱ反則だなと半分後悔。
結局次回作でもあまり掘り下げられておらず、良くも悪くも櫻桃さんらしいビミョーな立ち位置を確保してます…(-_-;)

 

個人的評価
★★★★☆

 

 

『浮狼』

前述した女胤とのトライアウトに負けたヒロイン候補。
ただ、やはり出すだけでも出したいと思い、急遽パルキアファミリーの一員に。
本来のヒロイン設定では奇術師の格好はしておらず、完結編の彼女が本来のヒロインとしての姿です。

性格モデルは某セイバーさんこと、アルトリア・ペンドラゴンなのですが、流石に庭師時代のイメージが強いと違和感だらけ。
一応設定的にも7年経ってますし、過酷な環境で戦い続けたらああもなるかなぁ~と思い、あれで行く事にしました。

しかし、作者はいかんせん群像劇とか軍記物は苦手ジャンル…
旧版ではやはりと言うか何と言うかはしょりすぎてただの無双ゲーになってました…

あれならアマージョ編のみに焦点絞って掘り下げた方が良かったかなぁ~と、かなり後悔し、今回の真説版で大幅加筆する羽目になった最大の苦労話!
1話単価としては最大容量の話に昇格し、個人的にはようやく満足度のいく話に出来たと思ってます。 

やはりビームサーベルはロマン!
ダブルオーは最高です!!


ちなみに旧版のシナリオ構成の基礎はこれまたコラボ企画の没案でコラボ先のヒロインを本来主役としたシナリオになる予定でした。
なので、本来的には元々かなり長めに尺を考えており、最低でも三国渡る予定で、約12話話位かかる予定だったんですよね。

結局こちらの案もお流れになったので、ラストシーンの手紙シーンだけは名残でそれなりに力入れてます。



個人的評価
★★★☆☆

 

 

『恵里香』

最終ヒロインかつ、物語の真相の語部。
完結編にて全ての真相を知る者であり、自称聖君の嫁。
かなり深い部分まで関わっており、この娘の存在が希望その物とも言える存在です。

正直、この娘も初期から考案されてたキャラで、初期組の中では一切ブレずにキャラ立ちした類稀な例。
物語の根幹に関わるが故か、かなりオリジナルの設定が盛り込まれており、事実上セレビィ要素皆無のオリジナルキャラと言って良い存在に。

ただ、それだけに存在感も高く、聖君も頼るシーンがかなり多いです。
完結編初出のキャラにも関わらず、しっかりと最後まで付き合えたのは個人的にも役目は果たせたかな?とは思います…

一応、かなりボカす形で作品は終了してますが、皆の期待を裏切らないのが聖君なので、そこは信じてあげましょう…

 

個人的評価
★★★★★

 

 

『喜久乃&香飛利&レックウザ』

所謂ポッと出のマスコット。
レックウザさんは流石に次回作のメインヒロイン候補なので扱いは良い方ですが、喜久乃と香飛利はかなりテキトーに出してしまったノリだけのキャラです。

特に喜久乃はマッギョ成分出しすぎて完全に色物。
とはいえ、インパクトはあってもほぼ活躍はせずでちょっともったいない気はしました。

香飛利は意外な程マシな部類で、愛呂恵さん単独と言うこともあってか、そこそこ台詞も役割もあったと言う中々の活躍。

レックウザさんは初期案だとアルセウス幹部で四天王の予定でした。
ただ、愛呂恵さんの個別シナリオのおかげでヒロイン昇格という良い目を見ており、個人的にも好き放題やれて結構満足度指数は高いです。
次回からは本格的にヒロインのひとりとして参戦しますので、レックウザさんの活躍もこうご期待ください♪
(ま、まぁかなり出現頻度少ないですけど!  個人的には気に入ってるキャラですので!)

 

個人的評価
★★☆☆☆



 

『サーナイト&ラルトス』

ポッと出のサブキャラです。
サーナイトさんは本来コラボ企画で出た雑魚敵だったのですが、企画倒れの為例によって完全リファインで登場。
もはや面影すらない程別人別設定なので、サーナイト以外に共通点が見つからない…

ラルトスちゃんは完全新規書き下ろしのキャラです。
とはいえ、流石にサブキャラ中のサブキャラなので親子共々あまり活躍らしい活躍は無かったですかね…

一応、次回作でも出ますので長い目で見てあげていただけると幸いです

 

個人的評価
★★☆☆☆

 

 

『ペンドラー&ホイーガ姉妹&アブリボン&クワガノン&ケケンカニ』

最後までヒロイン候補にするか迷ったあげく、この作品で出て来る味方キャラは全員ヒロイン候補というルールに則り、ラストシーンでもちゃんと出演する運びになりました。

しかし旧版ではマジに理由が解らない存在のレベルだったので、真説で一気に加筆!
特にペンドラー姉さんはかなり台詞も増やしており、参謀としては不足ない感じになれたと思います。
ホイーガ姉妹は元々お姉ちゃんありきの存在なので、あまり描写は増やせませんでした…

クワガノンさんとケケンカニさんは、次の作品で単発ヒロインの話があるのでそこをご期待ください!
アブリボンさんは…ご免なさい!!  まだ活躍ありません!!

 

個人的評価
★★☆☆☆

 



『オタチ&ジグザグマ&エイパム&ヨーテリー&悠和』

ちなみに、オタチさんとジグザグマさんはポッと出ではないので要注意。
エイパムちゃんとヨーテリーちゃんと悠和ちゃんもパルキアファミリーの元メイドで、櫻桃さんの元部下。
愛呂恵さんや浮狼さんよりも後から拾われたメイドで、年齢から大体解るはず。

都合により救済目的で櫻桃さんと浮狼さんの個別シナリオを作ってしまった為、急遽作った温泉回のメンバー。

ただ、想像以上に悠和ちゃんが面白く動いてくれ、気が付けば他のメンバー食って堂々ヒロイン昇格となりました。
ちなみに悠和ちゃんだけは本当にポッと出のキャラで、その場で思い付いた元メイド。

本来、パルキアファミリーのメイドは櫻桃さんと愛呂恵さんを除くと全員進化前ノーマルと言う縛りが設けられています。
なので、悠和ちゃんも一応これに則ってはいるのですが、予定には入ってなかった存在でもあります。

ただ、折角なので思いきって出してみたらこれが中々の良キャラ…
書いてて楽しいキャラは素直に嬉しい。
オタチさんとジグザグマさんもそこそこの活躍出来ましたし、何とか印象には残せたかな?

エイパムちゃんとヨーテリーちゃんは流石に容量的にも大してやれなかったので次回作で機会あれば何かやらせてあげたいかな…?

ちなみにメタモン入れるかどうかは最後まで悩みましたが、結局無しの方向で…つーか、色々マズイやろあれ。

 

個人的評価
★★★☆☆

 

 

『アルセウス』

作品における真のラスボス。
物語の根幹に関わる存在であり、全能の存在。
だが、その力は暴走した結果本来の力は発揮しておらず、中途半端な状態です。
もし、完全な状態のアルセウスだったら守連たちは成す術なく負けていたでしょう…それ位の存在。
とはいえ、そんな完全状態なら戦う必要もなく、ちゃんと慈悲深い神様です。
聖君の事に関しても、本来なら夢見の雫の適性見極めでもありましたし、最後でもそれを咎めることはしませんでした。

ただ、アルセウスさんは全ての母であり、誰よりも子供たちを愛している存在だと言うことは覚えておいてください…
彼女が最後に託した創造の力も、聖君と風路さんに対するただの純粋な感謝なのですから…

 

個人的評価
★★★☆☆

 

 


『聖』

主人公。
何がなんでも主人公。
本来ならただのギャグ主人公で終わる予定でしたが、路線変更にともない、どんどん不幸な属性をつけられた非業の主人公。

本来はとても弱い子供で序盤はとにかくヘタレな性格を強調してました。
ですが、守連たちと向き合い、徐々に成長。

更には白那さんとの出逢いで精神的にも強くなっていきます。
最終的には全ての記憶を取り戻し、改めて皆を救うと決意。
戦う事は出来なくとも、それでも皆を信じる彼の強さは、読者の方にはどう映ったでしょうか?

現実にはとても暗い過去を背負っており、かなりハードな背景の元に生きてきた人間であり、夢見の雫の現継承者。

最後の最後で自分の絶望すら救ってみせたその姿は、まさに魔更 聖だとそう思ってもらえれば、作者は一番嬉しく思います♪

 

 

 

作成日時

2018年7月23日…旧説全59話、無事完了…
2019年4月7日…真説全39話、ここに完了…

ここまで見ていただけた全読者に、感謝の意をここに述べさせていただきますm(_ _)m