この前、小5の息子がやっているサッカーの県大会予選がありました。
あまり強いチームではないので、予選敗退が決まっているものの、その日は2戦2勝して、さらに息子のチームメイトがグリーンカードをもらったりと気持ちよく帰る事ができました。
皆様このグリーンカードって知ってますか?サッカーはイエローカードやレッドカードは有名ですが、グリーンカードとは、少年サッカー界で良い行いをした選手に審判の独断と偏見で与えられる名誉なカードです。
息子のチームメイトが何をしてカードをもらったかと言うと、試合中コートの外に出たボールを積極的に取りに行ったという事でした。
試合後、帰りの車の中で息子とグリーンカードについて話しました。
私「○○君グリーンカードもらえてすごいね!初めて見たよ」
息子『オレもカードもらえるってわかってたらやってた』
私「え?」
息子『ボールを取りに行こうと思ったんだけど、チャンスがなかった』
私「思ったで終わらせないで行動しなきゃ。しかも、カードもらえるならやるってのも間違いだよ。」
グリーンカードは
・ボールを拾いに行った子にだけカードを出してる訳じゃない
・挨拶やお礼、相手の子とぶつかっちゃったらちゃんと謝る。そういう事が出来る子にもカードはもらえる
・カードをもらった子はカードが欲しいからやった訳じゃない
・やれば必ずもらえるモノではない
・運もある
と順序良く小5男子にもわかりやすくなるべくくだいて説明した。
そしたら息子は『やろうと思った』『言おうと思った』と思った思ったのオンパレードで結局何も行動してないのである。
息子『今日はやらなかったけどたまにやってる』とも言っていたので、
評価はいつどんな事でもらえるかわからないんだよ。だからもらおうとしてももらえないんだよ。と説明した
確かに運要素もあると思う。グリーンカードを見る機会って意外に少ない。
息子も今までボールを拾いに行ったり、ぶつかった相手にしっかり謝ったりした事もあった。
今回の審判はプレイだけでなく、選手の(当たり前っちゃ当たり前なんだけど)行も見ていてくれる人だったので、もらった子は運が良かったのかも知れない。
しかし、2試合やってチャンスが無かったなんて事は無い。先程も言ったがカードをもらえるのはボール拾いした子だけではない。それを活かせなかった、行動しなかった。それだけである。
やれば絶対もらえら物でもない。シュートと一緒だ。一発打てば入るもんじゃない。何度も何度も打って思ってた感じと違ったり、失敗したり、練習してやっと一点だ!と運転しながら熱弁して、信号で止まった時に息子を見たら
寝てるーーーーぅ
疲れ果てて寝落ちしてました。
だよねだよね笑 疲れたよね。
息子よ。動かにゃ何も得られないぞ。人生はまだ長い。この経験をぜひともモノにしてくれ。