ライブ見てきました「Jazzy Soul Duets 大澤誉志幸&平賀マリカ」 | Yuki♪@Vocalのブログ

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Yukiの音楽活動や、思っていることを
書いていこうと思っています。
Jazz、JazzFunk、Gospel、Popsなんかを歌います。
最近はJazzをメインに歌ってまぁす♪

期待感が大きすぎると、がっかりする落差が大きいのかもしれません。
我ながら、期待し過ぎた、と反省したりしてあせる

なんとなく、出演者の名前で応募し、チケットが当たったので、
これ幸いと行くことを決めましたが、そのため、当たった分際で
色々とあれこれ言うのは気が引けるのですが、
やはり、どういう理由で行ったライブであれ
観客として思うことはあるわけで、自分の覚書として、色々書いておきます。
photo:01



STB139での、「Jazzy Soul Duets 大澤誉志幸&平賀マリカ」のライブに行ってきました。
お店の時間もあるので、時間の許す限り居られるかな、というところでしたが、
とりあえず、どういう感じのライブかは掴んで帰ることが出来るくらいの余裕が
あると思って行って来ました。

最初の曲から、デュエットで始まりました。
日本語の曲でした。
そして、有名な曲、「You make me feel brand new」や「Sunny」もやっていました。
途中のMCで、リハの時に、二人のコーラスを決めるのを、上に行くか下に行くかとか、
大学時代からの付き合いなので、阿吽の呼吸ですぐ決めることができる、
などなど言っていましたが、
その後で、「たまにお互い探りながらで、同じところ歌ってしまったり、
逆を行ってしまったり...。また逆を行くと三度のところを上と下逆だったり...(笑)」
などなどの会話がありました。(あれ?むっ

えーっと、それって、リハも歌い合わせもしたけれど、
それでもその時々で行き当たりばったりになっているってこと?
「お互い脳下垂体がイッちゃってるから、覚えていられない」
っては言ってたけれど...。
それって、結局は思い付きで行き当たりばったりなわけでしょうあせる

しかもお客さんに「ね、わからないでしょ?」みたいなことを言ってました。
が、しっかりわかってますって。(私はわかりましたけど)
それによって、曲のメロディが抜けたりもするし、ハモリが変な感じなこともあるし、
で、これを普通にチケット買って聴きに来ているんであれば、納得いかないでしょう。
そうじゃなくても、かなり不満に思う曲もありました。
大事なところのメロが違っていたりすると、有名な曲ってやっぱり期待しているフレーズが来ないと、拍子抜けしてしまうし。
だからこそ、有名な曲って難しいんですよね汗

なんとなくリハの延長を見せられている感じでしたしねガーン
これは、かなり期待していただけに残念ガーン
譜面台を立ててやっていましたが、これを見る時に、覗き込むと
マイクが離れて少し音が遠くなるとか、って、プロのお仕事ではないような...ショック!

ゴールドディスクを取っている、という平賀マリカさんの歌も、
日本語の曲がほとんどで、聴きたかったジャズ的な曲はほぼなく、
これも期待外れ。
彼女のジャズでの魅力を味わいたかったのに、また別の機会を楽しみにすることにします。

それぞれが別に歌うコーナーもありましたが、
これも、平賀マリカさんは確かに素晴らしい歌い手さんだと思いました。
が、やっぱり聴きたいテイストの「Jazzy」ってタイトルの部分が無かったので
少し心残りでした。

大澤誉志幸さんは、大ヒットの代表作「そして僕は途方に暮れる」も歌ってくれましたが、
やはり当時のオリジナルキーでやっていたのでしょうか?
しょっぱなから少しオフキーになっているところからスタート。
あれ?そこはやっぱり期待通りに行って欲しかった(^^;
別の曲で、大澤誉志幸さんのギターソロの弾き倒しも、
ロックテイストバリバリだったようで、
「Soul」って部分なのかも、なんだか分類が難しい所ですね。汗

大澤誉志幸さんは、MCで話す時は、すごいオジサンのダミ声みたいなのに
歌う時は、やっぱりこれこそ彼の声だなぁと思うところが多くて、
これは、生まれ持ったものというのは、得だなぁと思いました。

通して、バンドの演奏はとっても素晴らしかったです。
それぞれの曲によってポップスな感じの曲とかも良い感じでした。
ちなみにバンドの方々は、
後藤秀人(gt)、伊藤隆博(key)、千ヶ崎学(b)、椎野恭一(ds)


色んな意味で勉強になったライブでした。
人の振り見て我が振り直せ、というのは、大事なことだと
自分自身を振り返る良いきっかけになりました。

結局のところ、「ライブは生き物だから、何をやっても良い」というのではなく、
「ライブで起こるその時の衝動を音にするから感動を呼ぶ」というのが
良い所であると思っています。
いい経験ができました。