昂然と生こう!

昂然と生こう!

昂然:意気がさかんで自信のあるさま

アラフォーオッサンになると

なんとなーく守りに入っちゃうけど

年齢に関係なく昂然と生きたい

「萎え」ではなく「萌え」でってか「燃え」で

1月1日の能登半島地震を金沢で体感し

復旧復興の業務に奔走してたので

全く映画に気持ちが行かず

ようやく、少し余裕が出たので

映画鑑賞

ちょっとずつ日常を取り戻す。

 

 

まばゆい色彩と軽快な音楽に包まれた映画「アーガイル」は、

ジェットコースターのように観客を連れて行いく。

コミカルな演技とスタイリッシュなアクションは、

この物語の中心にある「夢のような」世界を創り出す。

アーガイルとは何か、この深そうで深くない謎が謎を呼び

ファンタジーアクションをかたちづくるし

良く練られたストーリーだと思う。

 

印象的なのは、色彩と音楽の使い方だ。

鮮やかな色彩は、映画全体に華やかさを与え、

軽快な音楽は観客の心を弾ませる。

まるで夢の中にいるような感覚に陥り、

日常のストレスを忘れてしまうことだろう。

 

アクション映画ファンはもちろん、

そうでない人にもおすすめしたい作品だ。

心を躍らせるようなエンターテイメントを求めているなら、

ぜひ劇場で体感してみてほしい。

 

★★★

ちょっと人生振り返って

あー集団行動が苦手だったなぁ

って改めて思う

小学生の時

不登校では無かったんだけど

学校に行っても

教室で

座って

授業を受けるという

行動に

どうも馴染めず

かと言って

学校に行くのは楽しく

休み時間に

騒ぐのも楽しく

ただ

勉強が嫌いで

授業が嫌いな子だった

だから

めんどくさくなって

大きな地図を保管してある資料室に

閉じこもって

ずーっと妄想してる

そんな子だった

そんな感じで

小学校時代を

なんとなく過ごしたので

勉強が全くできない子でもあった

カッコよく言うと

集団行動に馴染めず

みんなが座って授業を受けるという環境に

疑問を持ってたんだよなぁ

って感じはするが

そんな高尚な考えはなく

じっとしてるのが

嫌いだっただけかも

しれんな

 

 

シンゴジラの後に

終戦直後の時代背景設定って

何でだろって

疑問しか出なかったけど

映画見て

これは、戦後直後じゃないと

意味のない物語

人の命の重さを

大切さを感じるには

軽い命が重い命に変わる

この時代背景が重要

人間の身勝手な水爆実験で生まれた

怪獣という生い立ちと

自然災害を感じる

神のチカラのような

巨大な力に

日本人が

どうやって抗うのか

分かりやすく

そしてズシンと

心に伝わる

 

生きていれば

色んな後悔や

失敗や

反省や

傷があって

それを

隠して、誤魔化して

茶化して

見ないようにして

生きていく

でも

何かって時に

フラッシュバックして

その傷の深さを

思い知らされる

そんなの

みんな持ってる

その傷を癒すのは

愛する人のチカラも大きいけど

最後は

自分自身しかない

自分で抗って

乗り越えるしかない

★★★

 

正しいとか

普通とか

そんな曖昧な

いい加減なものに

人は左右される

生き方や

感じ方までも

左右されるので

本当にややこしい

この

曖昧な社会の定義の中で

自分の正しさを見つけていないと

しがみついていないと

流される

溺れる

そんな集団や社会って

何だろうと思う

人と言う形や

肉体を纏っているから

流されたくても溺れたくても

その社会と言うシステムが許してくれない

心や欲には肉体が無いはずなのに

肉体の呪縛が

苦しめる

だから

水になりたいと願う

カタチの無い

枠に縛られない

重力にのみ従って

流れるだけの

留まることの無い

穢れの無い

美しい

流れに

魅了される

生命の源である水を

体内に留めて

循環させて

陸上に上がった

ヒトだからこそ

水に帰りたいと願う

★★★

 

何を書いても

何を感じても

綺麗事になるし

他人事になる

 

深い森に隠された

社会の

不都合な部分は

隠されていた方が

生きやすいし

過ごしやすい

 

でも、

健常者として

なに不自由なく

生まれて

生きて

生きていく者として

なに不自由ない

子どもを育てた者として

見ないふりも

知らないふりも

できない真実

 

でも、

その深い森に隠された真実に

触れようとも

関わろうとも

できないのも事実だし

職業として

選ぶこともしないだろうし

我が子が選んだら

反対するだろうな

 

醜いと言われようが

汚いと言われようが

気持ち偽善だけで

関わりたくない

と思うのが本音

 

だから

自分の醜さが露呈する

貧しさが

浮き彫りなる

厳しい映画

★★★

 

好きな映画

お茶の間ベースで

セリフと表情で

俳優陣の演技力のぶつかり合いに

引き込まれる

家族って

こうだよなって

すっごいリアル

泣かせるシーンなんて

ほぼ無いと思うのに

何度か頬を伝う

アレ?なんで泣いてんだろって

説明できない涙がこぼれる

 

 

みんな演技してんだよ

ああ、そうだ

社会に出ているときは

絶対そうだし

友達や

家族といる時も

演技してる

家族だからこそ

演技している

その演技の度合いは違っても

そうやって

装って

人と関わっているんだ

それが

嫌とか窮屈とかではなく

自然に

何かを装う

その纏っている装いを

少しずつ解いていく

押し付ける愛でも

包み込む愛でもなく

存在を確認するための

不器用な

撃たれる愛が

ホンモノの愛かもと

思わせてくれる

信じさせてくれる

美しいお話

★★★★

 

 

 

 

 

 

特殊詐欺の裏側を見せる

冒頭のリアル描写は

緊迫感があって

かなり良い

このリアルさを感じる精度と

緊張感が

もう少し全編にわたって

続くと

このおとぎ話が

急に身近な恐怖や

身近な欲に

なっただろうなと思う

 

義理と人情の世界が

兄弟の盃の有無に関わらず

あるのだというところが

この話の中心にある

ちょっと強引な

力技のストーリーだけど

兄弟の盃よりも

家族の愛なのだと

愛に恵まれなかった

主人公だからこそ

家族愛に飢えて

家族を求めて

線を超える ★★

ロシアのウクライナ侵攻とか

台湾有事とか

北朝鮮のミサイルとか

緊張が高まる中なので

平和と核を考えるのには

この名作は最適

映像技術革新も進んでいる中なので

実写映画として公開する意義はあると思う

 

ただ、もう少しヒリヒリする緊張感みたいなものを

映し出されたら良かったなぁって感じるし

もう少し海江田と深海の関係や対比を

分かりやすくしてくれてばなぁ

と感じた

戦闘シーンの緊迫感も

音とレーダー画面で

感じるのみなので

潜水艦の戦闘シーンは

描くの大変だなぁと思う

 

大儀を胸に

動機を同機させている

チームは絶対に強い

でも

その大義が

チーム内だけで共有されて

演出上

観客には一片しか

知らされないので

非常に解釈が難しい

ただ

暗い狭い音を出せない

何か月も潜っていられる

潜水艦と言う

力が

国としても成り立つかもしれない

という妄想は

世界を救うかもしれないと

感じさせてくれる ★★

 

ドラマの時から思っていたけど

これ好きだ

社会の色んな矛盾や蟠りや虚について

言語化できないような喉のつっかえを

おしゃべり大学生が

常々思うとズケズケ言う流れは

ホント好き

 

この映画での女の幸せは

昭和なオヤジにはぐうの音も出ないくらい

共感の嵐

そして

この

古くからの「しきたり」とか「家訓」とか

古臭い、理由もわからない思い込みに

人はなぜか雁字搦めになっていて

その呪縛から

脱け出せない

哀しい性を

脱け出さないと

脱け出す努力をしないと

誰も幸せになれないということを

物語を通して

伝える

古臭いファンタジーだし

ありえない話として切り捨てたいけど

女の幸せ呪縛と

おんなじ構造と気がついた時に

恐ろしさと哀しさを知る

 

★★★★

 

AIとの闘いなんて

HAL9000の時代から繰り返されてる

使い古されたネタなのに

CHAT-GPTなどの生成AIが現実になった今だから

この不気味な存在が

実際に何かのデータ操作したり

原子爆弾が発射されそうになったり

そゆ実害がないのに

ただ

どこかに存在するってだけで

恐ろしい悪になるという

恐怖が

身に迫る

 

これ、ものすごく時代に合ってるし

良く作りこまれた物語だと思う

 

アクションシーンがふんだんで

そのことだけが

広告の材料になっているし

それを見に行ったんだけど

でも

存在するかしないかわからんけど

存在したら

世界変えるかもしれんっていう

見えない敵に

恐れる恐怖の

恐怖さったら

すごいな

 

そしてこのポスター

めっちゃカッコいい

可笑しさがカッコいいって

これもスゴイ

★★★