雪白花 -4ページ目
花束を。
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明日、ここを旅立っていく君に。
君が先か、僕が先か。
君が先に旅立つならば、僕は精一杯
君を送るよ。
きのうのゆうひが すこし きれいで
なぜだか ないてしまいそうになった
へんかする やわらかい
はるのいろ
そのいろが あまりにやさしすぎて
しまったのかな
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さむい さむい 毎日でも
少しずつ
ひのでは はやくなって
そらは はるいろへ
春はわたしに いろんな感情をはこんでくるから
むねのおくがちょっぴり 苦くなる
いろんな命が めをさます季節 だからかな。