過呼吸で倒れて救急車で病院に運ばれ
意識が朦朧としている中 
看護師さんから声がけされた。


「病院に着きましたよ」
「お名前言えますか?」
「双子ちゃんはこちらで預かってますから
大丈夫ですよ、お母さん」
「血液検査の為にそけい部から
血を取ります」
「血圧測ります」

色んな人から声をかけられ、
同時に処理されていく。

「呼吸をゆっくりしてくださーい」

「もう大丈夫ですよ」




そんな中私は
眩しいな・・・
手動かないな・・・
足あがらないな・・・

色んなこと考えてた。



レントゲンを終えて回復室という
所に運ばれてきた。


看護師さんが私に話しかける

「お母さん、4人の子供がいるんだね
何が原因で過呼吸になったかは
分からないけど、きっと想像出来ないくらい毎日忙しいんだね。自分の事は全て後回しで子供優先で頑張ってるんだね」
「私もね、もう大きいけど子供がいるの
ひとりでも、本当に毎日大変で忙しかった
だから、お母さんの大変さは分かるよ」
「でも私の経験してきたことの何倍も
大変なんだね、お母さん頑張ってるよ
逃げ出したくなるよね、だって大変だもんね」

って、話をしてくれた。

涙が頬を伝う。


「もう私の娘は中学三年生、離婚して
ひとりで、育てることになってしまったの。
でも、なんとかなるものよ!
いっぱい人に頼った」
「今ではすっかり大きくなってしまったけど
小さい頃の思い出は宝物。
もう2度とあの頃は戻ってこないけど
子供と過ごしたあの時間は大変ながらも
幸せだったな、って感じる」

「だから、お母さん
今は分からないかもしれないけど
育児には終わりがある、大変は今だけ
手を抜いてもいいよ、頼れる人に頼ろう
こんな、当たり前の事しか言えないけど
ちゃんと、わかる人はいるからね」

ほんの数分前に救急車で運ばれてきた
どこの誰だか分からない私に
優しく話してくれた看護師さん

本当にありがとうございます。

本当に本当に本当にありがとうございます。


この言葉にどんなに救われたか。


市の相談窓口でもなく
保育園の先生でもなく
親でもなく
友達でもなく
ママ友でもなく

ほんの、数分前に偶然会った人に
言われた言葉。

本当に私を救ってくれた。


私だって頑張りたくない。
家事育児を夫と分け合って楽しくしたい
でも。ことごとく裏切られ
押し付けられてると感じてしまう

だから不本意ながらやってる育児家事も
たくさんある。


どうやったら、夫婦仲良く
育児家事をこなすことができますか。