人にはいろんな感情がある。
喜怒哀楽、それぞれに強弱がある。
何度も胸が締め付けられる負の感情があっても、
一方で大笑いして得る充実感もある。
苦しみや悲しみが続くと、
自分は何て不幸なんだ!と思うけど、
それは単に、そう思うことで感情を調えて現実を受容しようとしている自分がいるだけ。
昔から、相談するより相談される方。
自分のことは聞かれれば何でも隠さず答えるが、聞かれなければ私に興味ない人に何かを伝えたところでどうなんだろうと、思ったりしてきた。
でも、昔から言えるのは、
独り言がめちゃ多い。
帰宅すると独り言が...とにかく多い!
今日言えなかったこと、
こう言えばよかったなってこと、
明日はこういう話がしたいなとか、
こんなことが起きたらこんなストーリー展開か?とか。
コミュニケーション力は高い方。
人付き合いも上手い方。
喋りを羨ましがられることもある。
素直だ、真っ直ぐだ、独特の感性だ。
評価は色々。
でも、だからって、言葉に全ての感情を乗せているとは限らない。
嘘をついているわけでも、
良い子ぶってるわけでもないが。
だから、
おでこの辺りに妄想の世界が広がって
気付いたら1人でめっちゃ喋ってる。
誰かに見られたら、
それはヤバい奴として映るが、
見られることはないから、
一応、
自分ではヤバい奴とは思っていない。
妄想の中で喋りまくるのは
気持ちがいい。
妄想の中でも気遣いの言葉はでるが、
どちらかというと、対話相手に気遣わないトークが主。
全部自分。
だけど色んなキャラが登場。
だから、気持ちが良い。
今更、
現実世界で不良ちゃん、
乙女ちゃんになんかなれないし。
そんな妄想野郎だから、
今日も気付いたら独り言。
でも今日は違った。
見られてたんだ。
みんなの顔がこっちを見ていた。
黄色い丸顔達に見つめられてると気付き我にかえった。
そして、噛みしめながら問いかける。
...ねぇ、さっきの話、どう思う?
涙のしょっぱさと重なった。
それが、ズッキーニ天からのお返事。