ハチクマ観察で分かったこと、

・♂♀ともに、大きく暗色形、中間色形、淡色形のタイプに分けられる。

・♂虹彩は赤褐色、黒、茶褐色。

・ろう膜黄色い子は3年目、4年目個体。

♂暗色形、左:虹彩赤褐色　　右：虹彩黒　♂の場合、虹彩は赤褐色、黒、茶褐色。

♂淡色形

♂中間色形

ハチクマは繁殖に関わらない、2年目の個体は渡ってこない。若い個体はろう膜が黄色い。だから、夏に出会うろう膜の黄色い子は3年目、4年目個体

形態的な事は観察で分かってきたけど、その繁殖の様子はほぼ分からないまま。それで他県の繁殖観察記録から、以下、一部抜粋させてもらいます

・巣はアカマツの地上20ｍほどの位置に又状に枝分かれした部分に造られていた。

・育雛期の餌にはカエルとハチの幼虫やさなぎが多く利用され、育雛前期にはカエルが、育雛後期にはハチの幼虫やさなぎの割合が高かった。

・ヒナは2羽おり、孵化後約40日で巣立った。

・本調査から○○県においてハチクマが産卵するのは6月上旬、育雛に入るのは7月上旬と推測され、巣立ちは8月中旬であった。

県内もほぼ同じ状況だと思うので、今頃おそらく幼鳥さん達は巣立ってるのでは

ハチクマの事①