風に立つメスライオンのウゲニャン滞在記

風に立つメスライオンのウゲニャン滞在記

公務員を辞め、ケニアで協力隊として活動するとある女の滞在記

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「ポリオキャンペーン」というビックイベントが土曜~水曜まで5日間開催されました!


ポリオ(Acute poliomyelitis、急性灰白髄炎)とは、ポリオウイルスの中枢神経感染による四肢の急性弛緩性麻痺(acute flaccid paralysis:AFP) を典型的な症状とする疾患で、かつては小児に多発したところから小児麻痺ともよばれていました。
ポリオが未だにケニアで多いため、「ポリオ撲滅」を目標にケニア全土で開催されます。

キャンペーンの内容としては、スタッフとボランティアで5歳未満の家を全て回り、ポリオの接種と15歳以下でポリオの疑いがないか、ギニアワーム(足から入ってきて寄生する1mの虫)をみてないかを見ています。


あつい中、みんな徒歩で1軒1軒まわります。。。

こんな感じで地図をコミュニティのボランティアが書いてどういうルートで回るかを確認しながら回ります。



このように口から生ポリオワクチンを接種。

接種し終わると、子供の小指に色を塗り、家の壁にもチョークでサインを書きます。


これで二重に接種しないようにしています。

そのあと、自分たちの紙に今日の成果を書いていきます。


各チーム100人/日接種します。
合計約2万7千人!すごい数!
かなりハードワークなのに、ボランティアは日当500円~1000円程度しかでません。。。ー


少し中心部から離れると、みんなこんな感じの家に住んでます。
もちろん電気も水道もないです。
トイレはただの穴です。トイレという概念がないとこはその辺で。。。



地域に出るとこうやって人の生活がみえたり、そこに住む人に直接会えるので、より具体的に地域・その人を知ることができて、本当に楽しいです。私もたくさん顔を売って覚えてもらいたいです!
こんな大規模でやる事業なので、私もなにか調査したい時は載せてもらおうと思います!