今日で最後の治療。
膣内照射の日！
今日は緊張よりも、これでおしまいなんだって想いの方がつよくって、病院行くのが楽しみだった。
そして、いつものようにベッドに横になり準備にかかる。
先生の花柄のエプロン、初日のあの緊張をどんだけ和らげてくれたことか…。もう今日は見慣れてしまったけど、今日は思い切って看護婦さんに聞いてみた。
すると。
どうやら、あれだけいつも余るし、先生も「俺が着なきゃだれもきないじゃん」という理由らしい。
私物ではないのね。
今日は、機械いれるのも場所の確認もレントゲン撮影もすっごく早く感じた。
あっという間。痛みは2回目よりもない、というか皆無。
坐薬が効いてたみたい。
途中で少しウトウトし、気づいたら治療が終わっていた。
パチパチパチーーーーー。しゅうりょーーーーーう。なんて清々しい気分。
治療のあと、先生に色々質問も出来た。
膣洗浄は必要か。
ーーー特に、いらないでしょう。分泌液がまだ少しでているようなのでそれで自然と洗浄されるでしょう。ただ、卵巣機能もないのでカラカラに乾燥することもあります。そうなると中が癒着します。そうなったらこの次の診察で内診のときにはがしてもらわないとならないけど、きっと見た感じだと大丈夫でしょう。特にドバイで病院を探さなくてもいいです。逆に今、あっちの病院いって内診されたら、なんだこりゃっ、ってなって、細胞診しましょうってなっちゃいます。そうなると大抵、陽性(癌)がまだでちゃいます。だから、次の診察まではなにも考えず過ごしてください。
放射線治療の副作用はいつなくなりますか？
ーーー一週間くらいでしょう。体の中には、放射線はありません。治療中のみです。だから、すぐ良くなると思います。
がん細胞はどれくらいで消えるんですか？
ーーー人にもよります。経過を見るためにだいたい治療が終わって4～6週間後に診察に来てもらいます。そして、癌の状態を調べ、まだ残ってるようなら切除ということあります。前回やった細胞診の結果で、癌がなかったと言うのはよい知らせです。80%以上の人には、ガン細胞の反応がまだ出る時期ですから。でも、だからといって全て消えたわけせはないので、それは時間をかけて体がなおしていくでしょう。
再発は？
ーーーそれは、再発してからおはなししましょう。
ということでした。
今はとりあえず、治療の効果を信じて前向きに、そしてたくさん笑ってリンパ球を増やして、生きること。それだけ。
最初から最後まで、見守ってくれた母やおばや姉家族、そして私の家族、オーストラリアの家族、それから影でいっぱい支えてくれた地元の親友、遠くの親友、そして親身になって応援してくれた、看護婦さんや技師の方々。最高の治療をしてくれたお医者様方。
どうもありがとう。
そして、このブログを読んでくださった方々、どうもありがとう。
こんなに、私一人じゃ生きていけないんだって思えたのは初めてです。
少しだけ、大きくなれました。
強くもなれたし、感謝もたくさんできるようになりました。
もっと、人に優しくなりたいなと思いました。
いっぱい、気づけたことがありました。
かけがえのない、人生、たくさん笑って暮らそうね。