先週末に少し腹が立つ事があった。それは義理の息子に関わる事。珍しく彼の母親の家に2泊してきた。そもそも母親が息子の高校卒業を待って(翌日に)シドニーから2時間程離れた場所に引っ越したため、我々と同居となった。
今回彼が母親の家から帰って来て腹が立った事がもう1つあったが、とりあえずは、今回少し腹が立った方を書いておこう。今週日曜の朝食時の事。同居前から日曜の朝食は(旦那さんが)しっかり作って彼の息子に食べさせる。
この日はいつも以上に食べない。どうやら凄く疲れていて、食欲が全くないらしい。前日は昼に母親の家から帰って来てからは、外出もせず、オンラインゲームを3時位までしていたらしい。でも18歳がそれだけで疲れる?
すると、昔看護師をやっていた母親からビタミンD欠乏症だと言われたらしい。彼女は息子から症状を聞いて確信したらしい。で、義理の息子に聞いてみた、母親はどうすればいいって言ってたの?ビタミンDを飲めって。
じゃあ、ビタミンDをお母さんに持たせてもらった?
え。。。?いや、ただ、飲めと言われた。。
ここで腹が立った。もしこれが私の愛する甥っ子だったら、すぐ一緒に薬局に行き、まずはサプリメントを買って飲ませる。しかも彼女は薬信仰の教祖である事(とにかく何でもすぐ薬に頼る)は今まで何人もの人から聞いてきた。
薬は飲ませて何故サプリメントは飲ませない?
凄く疲れて食欲が無いという10代の収入のない息子を目の前に、ビタミンDが足りないとだけ言い、サプリメントも買って持たせず、彼が自分で買えるようにお金も渡さない。
この人は心配ではないのか?と本気で思ってしまった。旦那さん曰く、それが彼女らしい。自分しか可愛くないのだ。だから子供達が小さい頃の毎日のランチがハムとチーズだけ挟んだサンドイッチであった。1年間ずっと。
夕食もバランスの良いものを子供達に食べさせて来なかった。旦那さんの姉(義姉)は今でも可愛い甥っ子達に栄養バランスが取れたものを食べさせて来なかったこの母親に怒りを持っている。しかも看護師だったのに。
極めつけに彼女は、自分は野菜たっぷりの食事をしていたらしい。自分の子供達のサンドイッチにトマトもレタスも1枚も挟まないのに、だ。旦那さんと彼女は離婚前にこのような事でも揉めたのである。
結局私がビタミンDを購入した。彼の性格を考えて、絶対に服用を忘れるはずだから私が服用している週1のものを同じ日に一緒に飲む事にした。毎週リマインドして一緒に飲めばいつか習慣になるであろう。
って、母性がない私でさえできる事が実の母親に何故できない?何故しない?と、少し腹が立った週末であった。母親というものを私が美化し過ぎなのか?私の母なら絶対こうする、という私の中にある基準がずれているのか?
そんな夜、我が家のボーイズ(旦那さんと義理の息子)が初めて一緒に夕食を作った。エビのパスタとパンチェッタとブロッコリーニの炒めもの。ストレス満載な毎日だけれど、幸福な時間でした。
