様々な事情を抱え、8日間シドニーの我が家に滞在している日本の友人の娘A子ちゃん。シドニーは気に入ったらしくこの数日間一人で色々と観光等している。昨日は珍しく彼女自ら母親にラインで色々報告があったらしい。

私の友人である母親がすぐ私にその旨伝えて来た。娘が楽しい思いをして、それを決して最近うまく行っていたわけではない母親である自分に伝えて来てくれたのが、嬉しかったのであろう。それを聞けて私も嬉しかった。

家で夕食を食べながら、1日の出来事を聞いたところ、とある住宅街にあるカフェに行く時に、迷ってしまいウロウロしていたら、3人の人が声を掛けてきて親切に行き方を教えてくれたらしい。うち一人はわざわざ車を降りて。

車を降りて、というくだりを聞いて、私は慌てたが、その人に他意は無かったようで安心。彼女にとっては、これらの人達に助けてもらったのはとても嬉しかったらしく、楽しそうに話してくれた。

まだ全て受け身だが、これをきっかけに人とのコミュニケーションを恐れずに、自分からも人に歩み寄り、前向きに社会に交わって行けるようになるといいのだが。日本に帰り現実にがったりし、この勢いが減速しない事を願う。

1つ気になったのが、声を掛けてきた3人の内の1人が通勤途中の日本人の男性だった。その人が、"君、留学生?"、"いいえ、観光です"、"ここで地元民じゃない人がいるのは珍しい"と会話をし、ラインを交換したらしい。

まさかその人に週末会おうよ、とか言われてないよね?と聞いたら、"ううん、普通にラインしてる"って。どうやら20代半ばの男性らしいが、何を考えて10代の観光で来ている少女とラインをしているのだが。

旅で人と出会い仲良くなるのも旅の醍醐味だし、他人と関わるのは彼女にとって重要な事だが、この数日間はこの男性と2人きりで会わないように目を光らせなければ。。あと2日、まだまだストレスと修行の続く日々である。。