明治の頃 今はうどんで有名な稲庭であった話だと昔 祖父が遊びに来ていた友人達と囲炉裏端で話していた。

その頃 稲庭に仕事もせず周りに迷惑ばかりかけている少しばかりアタマも足りない若者が居たそうだ。

ある時 そいつが通り掛かった若い娘を無理やりお堂に引きずり込んで悪戯をした。

娘は泣いて家に帰ると父親にその男にされた事を訴えた。

驚いた父親は直ぐに駐在所に駆け込んでその事を訴え 男は捕まった。

警官は男に尋問を始めた。

警官「お前は○○の家の娘に悪戯したらしいがお互いの了解でしたのか?」

男「リョウカイではなくお堂でしたんす」

警官「イヤ んでねぐ 相手も納得した上だったのがって訊いてるんだ!」

男「ナットクではねぐゴザっこの上でしたんす」
 
警官「… 何ともおめは誤解してる様だな」

男「⁉とんでもネス 5回なんてしてねんし 3回だんす」

こんな話をしながら大笑いしていた🤣