未経験者対象の求人もあります。でもその年齢によって内容が若干変わってきます。その点は総合保険代理店への転職と同じですね。
■若い世代には広き門
20代の若い世代であれば未経験者でも求人先は多くなります。特に大学の新卒者を積極的に採用している法人もあります。最近では土地家屋調査士会の活動の中で大学へ講師を派遣する場合もあり、表示登記法や土地家屋調査士の仕事について講義を受けられる機会があります。土地家屋調査士という仕事の認知度は決して高くなかったのですが、こういった講義の受講生が興味を持ち、就職先として土地家屋調査士事務所を選ぶことも以前に比べると多くなりました。土地家屋調査士としての実務のみならず社会人としても未経験な人への採用を積極的に採るのは比較的長い時間をかけて土地家屋調査士を育てて、全国展開を目指す土地家屋調査士法人に多く見受けられます。
■30代から40代の未経験者
この年代で土地家屋調査士の業務に就こうと思い転職する人は未経験か実務経験があるかでかなり求人内容も変わってきます。ある程度実務経験のあるこの年代の人の場合で有資格者であると雇用してもすぐに退職されてしまうのではないか…と懸念されることが多いです。一方で未資格、未経験だと前職がどんな職業に就いていたか、順応性を問われることが多くなります。社会経験があっても、初めての土地家屋調査士業務にどれだけ一から取り組んでくれる人物なのかが問われる年代です。
■50代以上の未経験者の求人
50代以上で土地家屋調査士の業務に未経験だとその求人は測量補助者に徹することが多くなります。今では法務局の情報もインターネットで取得する時代です。さらに登記申請書や各種許認可の書類作成もすべてwordを扱えなくては業務がこなせません。50歳以上の人でもこれらの操作に対応できるスキルがないと実際には測量部隊の補佐的人員としての求人になってしまいます。また50歳以上の未経験者で有資格者である場合ですがこれも「独立する前の実務習得期間」としての応募だと思われるためなかなか採用時点で不利になってしまいます。自身で開業しながら他の事務所の測量補助として仕事を受ける人も少なくありません。