BL妄想です
苦手な方はご注意くださいませ
Side N
あれ…だ…
俺はこちらを見つめる大野さんをじっと見つめ返した。
この人の戻りが1日遅くなってて…
心配で、
大野さんが行ってる地方の治安情勢を調べてくれって言ったやつ…
「あ…翔さん…今はその…都合悪くて…」
どうしよう…
鍵…かけてない…
胸が早鐘のように打ち始める。
翔さんが入ってきて…
こんなカッコ見られたら…
俺は動けなくされた自分の体を見下ろした。
いろいろ…終わりじゃん…
と、大野さんが俺を見ながら、オ レをきゅっとに ぎった。
こら…何すんの…
声を上げそうになって、俺は大野さんを軽く睨んだ。
(だめ)
口の動きだけで伝えると、大野さんの唇がとんがった。
「お急ぎのご様子でしたが…よろしいのですか?」
「後で」と返事をしようとした瞬間、俺の にふ れていない方の大野さんの手が、俺の胸 の実をき ゅっとつま んだ。
「やっ!…」
思わず大きな声を上げてしまって、慌てて大野さんを睨む。
「和也様?入っていいですか?」
くちゅ、と大野さんの親 指が、またオ レの先 端をか き混ぜるように動いた。
「あっ…ダメ!待って…っ…」
「和也様?大丈夫ですか?」
はぁはぁと荒い息を整える。しかし次の瞬間、大野さんが、俺の に視線を落として、顔を下げようとしているのが目に入ってギクリとした。
そんなことされたら…
絶対、声…出ちゃう…