事後に知る

相手を知らない

夫はモラハラとかではない

もともと優しい夫

事件後、仕事の都合もありすぐに転居

(100キロ以上)

相手は逮捕される(完全に悪役となる)


夫は私の苦しみを理解してはくれなかったが

再構築したいと言ってくれていたし

努力してくれているのがわかった。


(これでもダメなの?と責めると言われることが何よりつらかったな〜わかってるけど、それと心の傷は別なんだよね)


これだけ幸運が揃っていても

1年は毎日のように泣いていた。

涙を流さなくても、

心の中が晴れる日はなかった。


何度聞いても、夫が不倫したことは理解できなかった。

楽しかったから

相手がいたから

〇〇だから

何を何度聞いても、理解できることではなかった。

というのに、いつかこの夫を理解しなければ許せる日は来ないのだと思っていた。


あまりの苦しさに人を頼ったが微妙だった。

苦しみは変わらなかった。


ただ、苦しみのもとが

自分の外側にあるのではないんだろうと

頭では理解できないけれど

(不倫が衝撃的過ぎて)

どこかうっすら思ったんだと思う。


だから、このあとも別のところで

自分を見つめる系セミナーに課金した。

これが、3ヶ月だったかな。


ここも、その時の私には合わなかった。

ただ、合う人は合う内容だった。

「その時の私」には合わなかっただけ。


あと、私はたぶんきめ細やかに話を聞いてくれる人が必要だった。

これも後になったからわかるんだけれど

自分ではわからないから遠回りしてしまうんだよね。


遠回り防止法は、無いのかもしれない。

遠回りも、必要な道だから。


最短で楽になりたいかもしれないけれど

どんな遠回りも

必要で最善の、その時の最短の道だから…