タイの都会では街中に猿がいるらしいんですが、その街中の猿は、人間の持つあるものを使って、猿自身の健康維持に役立てるようになったんですって。


それというのが、人間の長い髪の毛です。


これを猿は拾ったり人間を襲い拝借するなどして、猿自身の歯と歯の間を磨く、「歯間フロス」として使っているそうです。


その様子を私はNHKの番組で見たのですが、髪の毛で歯間を磨く姿は本当に人間そのもので、これをタイの猿は、20年も前からすでに行っていたとのことでした。

 


20年前と言えば私は高校生ですが、その頃はまだあまりフロスは一般的では無かった気がします。

小林製薬の歯間ブラシのCMは流れていましたが、あれの対象顧客も恐らくは爪楊枝でシーシーしていたような歯茎の衰えたオジサンたちで、今のように若い人がフロスを使い口腔内を掃除する文化はありませんでした。


歯の管理については日本人よりもタイにいる猿の方が一歩も二歩もリードしていたと知り、哺乳類の中ではヒトが常に最先端であるというのはどうも幻であったようです。

 

 

我が家のかかりつけの歯医者でも、家庭での歯間ブラシやフロスの利用を進められています。

大人の歯間はいいとして、問題は子どもの歯間です。

歯の生え変わり期は特に虫歯ができやすく、できればフロスでの掃除をと言われるのですが、人の歯間を磨くと言うのは力加減が非常に難しく、かと言って子ども本人にさせるのも、歯茎に食い込むなどして逆効果になりそうな気がするのです。

そんなわけで我が家では、かかりつけ歯医者の指導は守らずに、子の歯は歯ブラシだけで掃除しています。


 

最近、これを買いました。私が愛用している「Ci」という歯科専売品の子ども用歯ブラシ、10本セットです。

リセラエコルとCiミディという2つのシリーズの歯ブラシが5本ずつセットになっています。

 


 


使用感はまたあらためて記事にするとして、我が家がCiの子ども用歯ブラシを使うのは、かかりつけ歯医者で貰い、使い心地を知っているからです。

ブラシのサイズとか柄の長さを現物で確認できているので抵抗なくネット購入することができます。

 


しかし、子どもの歯というのは同じ幼児でも3歳と6歳では随分違い、口の中の様子も、歯の生え変わり具合によって人により大きく異なります。

歯ブラシ選びの難しさを私は自身の経験から感じているのですが、子ども用歯ブラシについては、こんなイイものが売っています。

Ciメーカー品限定にはなりますが、各シリーズの微妙にサイズが違う歯ブラシが使い比べできるよう、各種2本ずつ、計8本でセット販売されているのです。

 


 

 

歯ブラシに少しこだわりがある人は、お試しセットで実物を確かめてから、気に入った一本を継続購入するのがおすすめです。

とはいえ子の(口の)成長はすぐなので、大量まとめ買いは禁物ですが…。


 

※Ci以外も入っているが一応大人用セットもある。

 

 


ちなみに我が家は、2歳の時に前歯をぶつけ、歯医者で診てもらったのがきっかけで、子も定期チェックを受けるようになりました。

歯医者は歯の掃除に行くところであって、痛いことをする場所では無いと子が理解してくれたので、私のような歯医者嫌いにならずに済み本当に良かったと思っています。

 


小さいうちは医療費がかかりません。無料である今のうちにしっかり対策をしておけば、大きくなってからの医療費が削減できるはずだと信じています。

歯ブラシひとつでもなんとか楽しみを見つけたい、子どもの歯みがきに悩む親御さんの参考になれば嬉しいです。

 

 

 

 



 

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