【永久保存版】すべての人の心の中にいるあの子 ④ | いつだって、わたしはわたしがたのしみ。

いつだって、わたしはわたしがたのしみ。

もっと自分を発揮したい 本質的に生きたい

 

こんにちは。

 

 

かせゆきです。

 

 

 

前回までの続きです。

 

 

 

【永久保存版】すべての人の心の中にいるあの子

 

【永久保存版】すべての人の心の中にいるあの子②

 

【永久保存版】すべての人の心の中にいるあの子③

 

 

 

マスターコース受講中のSちゃんが、子どもの頃の8人の自分に会いにいくお話です。

 

 

 

最初から、ずっと読んでいる方、

 

 

なんか、えっ??って、モヤモヤしてませんか?

 

 

私は、Sちゃんのコース内での投稿を読みながら、頭の中は、「???」となっていましたよ。

 

 

なので、Sちゃんに聞きました。

 

 

これって、どういう状態でイメージしているの???

 

 

頭の中に映像が浮かんでいるの???

 

 

 

 

 

過去の感情を感じきっていると、その当時の自分の【感覚】がよみがえるようになる方がいます。

 

 

私自身は、感情を感じる時って、ずっと自分に残っていた感情を、今の自分が感じている感覚なので、

 

 

ずっと【わたし】は【わたし】です。

 

 

過去の自分と今の自分は、同じわたしです。

 

 

なので、当時の自分を今の自分が見ている、という感覚にはならないのですが、

 

 

Sちゃんのように、小さな自分と今の自分が出てくるかたもけっこういます。

 

 

ここは、感覚の違いとか、開かれ方の違いとか、能力の特徴の違いとかが、

 

 

あるんだと思います。

 

 

みんな、当時の【私】に気づいて受け入れることで、

 

 

バラバラになっていた、【私】を、統合しているのかなと感じています。

 

 

当時の思いと感情に【気づく】ことで統合されるわたしと、

 

 

当時の思いと感情を背負った自分に【出会って教えてもらう】ことで統合されるSちゃん。

 

 

やってることは、同じですね。

 

 

 

Sちゃんのこのやりとり、わざわざ時間と向き合う時間を作って、入り込んで、ってやってるのかと思ってましたが、

 

 

実は全然違いました。

 

 

なんと、

 

 

すごいスピードで、

 

 

映像?のようなイメージのようなものが、勝手に流れてくるんだそうです。

 

 

電車に乗ったら急に始まったり、子どもと話してたら急に始まったり。

 

 

なので、Sちゃん、感じたものをなんとか忘れないように書き残していたそうです。

 

 

それを聞いたわたし。

 

 

「へぇ〜〜〜〜〜〜。」としか、言えない。

 

 

不思議な世界です。

 

 

そのまま受け入れました。

 

 

感情を感じるということをし始めて、今までSちゃんの中で閉じていたものが、開いたのでしょうね。

 

 

で、Sちゃんがひたすら流れるイメージを、グループページでアップし続けてくれたのは、

 

 

わたしのように、心の中身を視覚化できないけど、感じている人たちに、

 

 

「ああ、やっぱり思いや感情というのは、このように残っているんだな。」

 

 

ということや、

 

 

「やっぱり、私たちが現実の世界で感じていることって、自分自身に感じさせていることなんだな。」

 

 

ということを、

 

 

【本当にそうなのだ。】と落とし込むためだと思いますし、

 

 

わたしがこうしてシェアして、多くの人に読まれることも、織り込み済みなんだと思います。

 

 

 

 

 

ではでは、

 

 

続きに入っていきましょう。

 

 

 

3歳・5歳・8歳・11歳のSちゃんが出てきましたが、今回出てきたのは、

 

 

14歳のSちゃんです。

 


 

5人目の私。

14歳頃の私。

 


ふてくされた私がいました。
 

『何であんな事言ったの?』と。

両親が、ついに出て行く事になった家族会議で、

 

私は、〝これで母が楽になるなら〟と、止めませんでした。


父は、母とともに出て行くと言い、初めから子供達に文句を言わせないように、話しのシナリオを持ってきていました。


当時は、父に反対すれば、聞き分けの悪いヤツとされ、人格否定をしてくる上、

 

こちらが父が求める答えを出すまで、深夜になってもくどくどと説教をして、

 

どんな手を使っても父の答えに従わせるなど、精神的に苦しかった事もありました。


この頃の私は、

 

【抵抗する事】と、

 

【自分の意見を言う事】

 

【自分で決めて行く事】を、

 

 

全て諦めていた頃でした。

 

どーせ却下されるだけ、と思っていました。

 

 

 

 

 

4歳の頃、Sちゃんたちは、お父さんの実家へ引っ越しました。

 

 

おばあちゃんとの同居が始まったそうです。

 

 

Sちゃん曰く、この家は、父と祖母の天下となった家庭でした。

 

 

すぐにお母さんは、様子が変になったそうです。(Sちゃんの印象)

 

 

以前もあった夫婦喧嘩がさらにひどくなり、お母さんの元気がなくなっていくのを不安な気持ちで見ていたSちゃん。

 

 

このままお母さんが元気がなくなると、見捨てられるんじゃないかと感じて、不安でした。

 

 

だんだん、自分がお母さんを助けなきゃと思うようになり、お父さんとおばあちゃんのことは、敵のように感じていました。

 

 

そんな中、お母さんが、家を出るという話し合いになります。

 

 

お父さんは、仕事場兼住まいを別に作るという名目で、お母さんと二人で出ていくという計画にしたそうです。

 

 

と、いうことは、

 

 

おばあちゃんと、お姉ちゃんと、Sちゃんの3人が、実家に残ることになります。


 

 

 

 

14歳の私は、出て行く事にした母に、

 

「行っておいでよ。それで楽になるんでしょ?」

 

「私の事は、大丈夫。」

 

と、言ったと思います。


ですが、最近まで、自分がこんな事を言ったなんて事は、すっかり忘れていました。


そして、この答え自体、大嘘でした。


ただ、母に早く楽になって欲したかっただけでした。

 

毎日怒るだけで、何をするにも苦しそうな母を見続けるのが、辛かった時期でした。

 

 

 

 

 

自分の本心とは、違うことを言ってしまったSちゃん。

 

 

結局、両親は家を出ていきました。

 

 

その後も、もちろん親とは会えるのですが、

 

 

お母さんはSちゃんに何かあっても、Sちゃんが辛い気持ちを伝えることがあっても、

 

 

『あなたが出て行ってもいいって言ってくれたからやん。』

 

 

という話をしました。
 

 

(そんなつもりじゃなかったのに…。)という気持ちが残るSちゃん。

 


本心を出す事が今まで以上にできなくなって、

 

 

自分のことをあきらめ、居場所も逃げ場もない時期だったそうです。

 

 

 

 

周りから、かわそうにって言われる事が増えました。

 

凄く苦しかった私は、

 

かわそうにしてた方が、みんな優しくしてくれるんだな。

 

と思い始めました。

空っぽになった家に虚しく漂う時間が、耐えられませんでした。


自分が本心を言わず、私が大嘘をついたのに、

 

『親に置き去りにされた。』と思っていました。
 

 

でも、自分から言ったんです。
 

だから仕方ない…。

 

 

でも、今振り返ると、
 

父に抵抗してもよかった。

 

父が怖くても、もしも最悪殴られたりしたとしても、警察を呼ぶこともできたんだなとか、【今の私】なら思えます。
 

母にも、もっと気持ちを訴えることができたのに、と思えます。
 

当時の私は、自ら、自分を置き去りにしたんだと、今になってハッキリ理解しました。

14歳の私は、ちゃんと分かっていたんです。

 

私が、バカでした…。

 

 

 

 

 

14歳のSちゃんは、泣きたくても泣けなかったと、【今のSちゃん】に訴えます。

 

ふてくされていた様子の14歳のSちゃんが、やっと、ポツリポツリ、感情が出てきて、

 

 

そのうち、怒り出しました。

 

 

14歳のSちゃんと、今のSちゃんの、壮絶なやりとりです。

 

 

* 14歳のSちゃんの、激しい言葉が続きますが、長年の恨み辛みが溜まっているからこその言葉であることと、子どもの状態のSちゃんなので、言い方がストレートです。

そこを考慮してお読みください。

 

 

 

 

(14歳の私)
 

嘘つき!!嘘つき!!意気地なし!!

 

お前が死んじまえば良かったんだ!!

 

なんで生まれてきたんだ!?

 

意気地なし!!偽善者!!嘘つき!!嘘付き!!…
 

お前なんて最低だ!!

 

お前が死ねば良かったんだ!!

 

何でお前が表に出て、私達が苦しまなきゃならんのや!?

 

嘘つきめ!!

 

嘘つきーーー!!

 

殺してやるーーーー!!

 

お前だけに、いい思いなんてさせない!!

 

お前も道連れや!!…
 

あんな親の何がいいねん?

 

大人の都合ばっかりで、子供をコントロールするだけのヤツらの何がいいねん?

 

そんだけの人らやねん。いい加減、目を覚ませよ。

そんなに親に認めてもらいたいのは、何でやねん。

 

 

自分が自分を認めてもいいんじゃないの?

 

何で自分を認めようとしてくれへんの?

 

 

何で、してくれへんかってん。

 

 

 

 

 

 

 

(今の私)


自分でも、何でかわからん。
 

捨てられたくなかったからやと思う。

 

(14歳の私)


そんなん、捨てられたって私らがおるやん!!


誰に捨てられたって、私はあんたを捨てへん!!

 

私は味方や!!

 

(今の私)


…そう言ったって!!

 

何もしてくれへんやん!!


ただ、 そっちは中で騒ぐだけで、実際に叩かれるのは私やねん!!

 

辛いし痛いし、悲しいし…。



(14歳の私)


…やから!!

 

そんだけの人らやねんって!!


いい加減、分かれや!!

 

あんたが思うような人らじゃないねん!!

 

あんたが望む人らやったら、あんたの事、とっくに認めて可愛がっとるわ!!

 

そしたらあんたは悩んでないし、苦しんでない!!!!

 

無理な事を望んでるんは、あんたの方や!!
 

 

 

 

 

 

 

(今の私)
 

…………。

 

(14歳の私)


同じ苦しさ悲しさなら、言いたい事言って、叩かれる方がマシやろが!!



(今の私)
 

…………。
 

 

(14歳の私)


やから、意気地なしって言ってんねん!!

 

(今の私)


ごめん、度胸ない…。
 

捨てられるのが怖い。


 

 

 

 

何を言われても、どれだけ責められても、

 

 

Sちゃんは、当時いろんなことが不安で、怖かった。

 

 

怖くて怖くてたまらなかった。

 

 

自分の中に、味方がいるなんてわからなかったし、

 

 

自分が自分を置き去りにしているなんて、知らなかった。

 

 

自分を守ってくれる人、自分を認めてくれる人を、ひたすら求めるしかなかった。

 

 

しかし、ここで注釈をつけさせてください。

 

 

この当時、すでにSちゃんはブロックがある状態で物事を見ていますので、

 

 

書かれていることは真実かどうかは、また別の話です。

 

 

本当にお父さんとお母さんが、ここに書かれえているような人であったかどうかは、この時点ではSちゃんにもわかっていません。

 

 

そこは、マスターコース内でSちゃんが自分で真実に書き換えていっている最中です。(実際に、いろいろ誤解があったことがわかってきています。)

 

 

Sちゃんの、心の中でのやりとりだということを、頭の片隅に置いておいてくださいね。

 

 

現実に起こっている真実と、自分の感情は、別です。

 

 

自分の中の自分は、とにかく自分を消さないでほしい。

 

 

自分の全てを表現することを、怖がらないでほしい。

 

 

自分のことを、本当に愛していて、本当に応援して、味方でいるからこそ、

 

 

自分への怒りも、ここまできてしまいました。

 

 


 

 

(14歳の私)


…分かった。


あんたは、親を責めれても、離れることは出来ない。

 

何だかんだ言っても。
 

【素直に甘える自分】を殺したから。


 

あんたには、自分を育てる部分がない

 

いつまでたっても満たされない。

 

自分が欲しいものを手に入れられない。

 

感謝も出来ない。


 

 

まずは、親とあんたを分けて考えて。


でも、

 

あんた1人じゃ無理やから、私が一緒にいく。

 

だから、私を連れてって。


 

 

もう、死ねっていわないから。


私も、あんたに無理な事を求めてたみたい。

 

ごめん、言いすぎた。
 

 

 

ずっと受け止めてくれてありがとう。

たまたま、1番弱い私が、表に残ったのね…。

 

けど、あんたが1番、忍耐強かったんだと思う。

 

生きててくれて、ありがとう。


 

 

 

 

 

Sちゃんは、弱いSちゃんだったけど、辛抱強いSちゃんでもありました。

 

 

なんとか、こうやって、自分を守ってきたんです。

 

 

弱い自分で、ここまで、生きてきたんです。

 

 

でも、そろそろ、

 

 

強さを持つ時です。

 

 

だって、自分の中に、強さを持ったSちゃんも、

 

 

ちゃんといるのだから。

 

 


 

 

 

もう、怒ってないから。
 

 

私の強さを信じて。

 

私の強さを使って。
 

あんたは、1人じゃない。

 

こっちこそ、引っ張ってばかりで、ごめんね。
 

これから、宜しくね、私。

 

 

(今の私)


…あ、うん。

 

ありがとう。
 

(どっちが年上なんだろ…めっちゃしっかりしてる…。)

 

 

 

14歳の私は、私の肩を叩いてにっこりすると

 

「さあ、行こうか〜」と、言いながら、

 

私の中に溶け込んで消えました。

こんな終わり方、あるんだー…って思いながら、次の私を探します。


 

 

私は、だいぶスッキリしてきました。
 

あと、少し…な気がします。

 

 

 

 

 

続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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