公園の猫
週一ペースで行く公園がある。かなり遠い緑地公園。買い物ついでにウォーキングしに行くスーパー近くの緑地公園。犬を散歩させている人が多く利用している。保育園児達も、お散歩コースのひとつにしているみたいだ。毎回、鳩や雀が多く驚かせないように歩く。歩幅を変えたりして避けるように何週かしているとあまりこちらを気にしていないかのように近くまで寄ってくる。所々に設置してある健康器具のような吊り輪や雲梯などがある場所で肩甲骨や足の後ろ側の腱を伸ばしてストレッチ。そろそろ目標歩数を超えそうなので立ち去ろうとした時、なぁ、なぁとこちら方面に向かって鳴いている猫がいた。これは私に声をかけているのかと近づいてみる。逃げるわけでもなく、植え込みの前に座っていた。よく見ると桜猫。向かって右側の耳がちょこんと切ってある。雌の三毛猫ちゃんだ。なぁ、なぁどうしたの?と猫おばさんは声をかける。なぁ、なぁ日向ぼっこしてるの?なぁ、なぁこれ食べる?無添加のおからクッキーなら大丈夫かと掌で崩して植込み傍に置いてみる。すんと匂ってネコマタギ。後で鳩が食べるだろうとそのままにしておいた。なぁ、なぁまた話しかけてくる。今日は寒いのに猫ちゃんは元気だね。なぁ、なぁ近くでお尻を見せる。なぁ、なぁポンポンとお尻側の背中を軽く叩く。なぁ、なぁどうしたん?なぁ、なぁしっぽがゆるりと高く伸びた。なぁ、なぁ背中としっぽをゆっくり撫でる。なぁ、なぁお尻ポンポンを何度かしていると、ゴロンと転がる。人に慣れていて、お腹も満たされてご機嫌な猫ちゃん、また会いに来てもいい?なぁ、なぁが止まらない猫ちゃん、次、会うまで元気でね。お世話してくれている人達によろしくね。後ろ髪をひかれながらもその場を後にした猫おばさんでした。