雲の中のせいかもしれませんが
森林限界を迎えているはずの八合目~九合目の眺望はなし。


傾斜はかなりきついのに、それに堪え得る材料(素敵な景色)がなく、かなり消耗してしまいました。


もう少しもう少しと自分に言い聞かせて
目の前が開けた時の驚き!!




地面が赤い!



噴火の荒々しさを物語るような
赤い

雲の隙間からぼんやり見えた中禅寺湖



もくもく沸き立つ湯気の中の大きな露天風呂のようでした。



太陽の光が届いて明るく見えたのは








山頂はこの通り。


視界不良で真っ白でした。



どんな景色なのか分からないので

想像でしかありませんが


雲の向こうはたぶん日光白根山かなぁ


これだけの高度があればかなり遠くまで見渡せただろうなぁ。至仏山や燧ケ岳もきっと見えただろうな。

付き出したこの場所は


ものすごい絶景なのだろうなぁ…



百名山2486mは四方に視界が開けていて


期待を裏切らない眺めなことだけは確信を持ちました。




いつかその答え合わせがしたいけれど
辛かった道のりを思うと簡単には決められず、しばらく先のことになるかもしれません。


有名な刀のありかも確認しないまま
山頂の冷たい風に、指先がだんだんと冷えてきたので長居はできないと判断し、下山を始めました。



男体山は私には登るのに覚悟が必要な山だと思いましたが

世の中には、想像を絶することが可能な人もいるのだということを今回の登山で知りました。


続きます!