The Commencement of Keio Univ. Class 2021 | 駐在員さん 〜2周目のアメリカ生活〜

駐在員さん 〜2周目のアメリカ生活〜

米国、一時フランス、中国、米国再駐で通算25年加算中。慶應大文学部卒。経営ノウハウの学術化を目指し、仕事の傍ら米アイビーリーグのブラウン大学の大学院で勉強してます。
延べ21年目のアメリカAnother Skyから発信します。

卒業式前のウォームアップ


やはり盛り上げるための儀式、イグニッション・シークェンスは重要です。


先ず三田へ

三田に強い想いがあります。入学式、中国から受けにきた科目試験、夏スクなど。


帰国後も時間を取り戻す(元を取るw)かのように入り浸っていて場所と自分のつながりを強くしてきた。


東門には塾旗がたなびき、旧正門をくぐる人を桜が祝福。

東門は何度も抜けました。今では当たり前の光景になりました。自身にしっかり紐づき、キャンパスのいつもの招き門として迎えてくれます。




八角塔で学友を待ち、合流後は一緒に山食へ。

色んなメニューがありますが、ほぼ毎回カレーを食べます。

山食は私にとって、意味を食べるところ。いつもにこやかで笑顔が素敵な山食レディがらお祝いのことばをいただき、カレーをいただく。


何のアレンジもせずに今回は、初めて食べた時のようにそのままいただきました。





日吉で勢いづけ

学友さんらと一緒に東急目黒線で日吉へ。

お祝いに駆けつけてくれた先輩諸氏、卒業生、在学生らと合流。既に意気揚々のなか景気づけ。




卒業式





3/23。文学部は午後の部でした。

9月卒業でしたが、卒業式はやはり集大成。卒業の意味を貰うために来ました。


みんな無邪気に喜びながら、途中で記念写真撮ったりしながら、卒業生を迎え入れてくれる記念館へ。

馴染みの学友さんと共に祝い、一緒に参加。


お互いを労い讃え合える時間と空間の共有は素晴らしい体験でした。


卒業式

着席しプログラムを眺めたり。静寂が訪れ式典が始まる。ブラバンが演奏する『若き血』のなか壇上者がご入場し、続いて塾歌。





卒業式の模様はYouTubeで配信。



塾歌と祝辞

塾歌は入学式の時も唄ったこと思い出しながら。

あの時は無邪気な楽観がほぼ心を充満し、多少の不安を追いやるような感じだったな。


今回は一点の憂なく清々しい気分に、勉学の苦労やキャンパスで過ごした日々、学友との思い出が混ざり合う万感の想いが込み上げできました。


溢れはしませんでしたが、目はウルウルしてたと思います。


塾長の式辞と塾員代表、女性エグゼクティブとしてご活躍の後藤順子さんの祝辞が素晴らしかった。社会人学生として100%共感。


塾長の「先導者たれ」①常に挑戦し続け学ぶこと。②世界に行け、③天をも味方につける祝福された先導者となれ。

楽観的で高い志で社会をあるべき方向へリードする。そうしつつも色んな想定をした準備をしておく。

間違いなく実際にリーダーとして必要な素質を語るものであり、慶應卒者への期待が込められている。


素直に学ぶ姿勢の人に対しては皆が祝福します。志なき者チャレンジもしないし自身のことしか達成できない。それさえも怪しいかも知れない。


後藤さんの穏やかな物言いの中で仰られた「自分の岐路は自分でデザイン」「他人や環境のせいにするのはダメ」「不和雷同ではなく独立自尊」が強く印象に残りました。

通信で学んだ人の多くは社会人。心に響いた方多かったのではないでしょうか。


ここでも学んだ。普段から思ってたことに確信を与えてくれました。


学位記


ついに手にしました。

9月に卒業したので、既に卒業証明書とか成績証明書は手元にあります。これらは公式な記録文書。


学位記は意味そのもの。


やはり感慨深いな。「ご苦労様でした。」と自分に言い、「次へ向かうぞ。」ともいう。


せっかちだな。