2回目の婚活に行くことを、いちおう、カップルになった【ジロウ】に


参加することを伝えて



【ジロウ】も水族館のバスツアーに参加するようになっていて



じゃあ、次の婚活で、どちらかがカップルになったら友達ってことでかお



お互いさめた感じで、2回目の婚活に参加することにしたワタシ。





婚活でカップルになったからといって、ジロウとすぐ付き合うとかいう気持ちもなく



まぁひとつの出逢いのきっかけみたいなもので



そのころのわたしは、ゆっきぃの呪縛から逃れたい一心で



必死だった。



誰でもいいから好きになりたかった。



自分の心のバランスが保てなくなりそうなくらいの


細い糸の上を必死で、見えない向こう岸を目指して


ぐらぐらと闇に落ちないように・・・歩いて・・・・歩いて



でも闇はどんどん広がって飲みこまれそうなとこまできていた。




約束してたジロウとのお好み焼きデートの時に報告会 (ってのも変だけど)



ジロウは水族館のバスツアーで、バスに酔ってしまい


会話も弾まず撃沈したみたいだった。




わたしはというと、カップリングの用紙には誰も記入しなかったけど


20人中15人にメールアドレスを教えてもらえたので


まずまずということでニコニコ


(連絡先の紙を自由に渡してもいい婚活だったので)



そのうち3人と会うことにするのだけど、ジロウには内緒。




そして、お好み焼きデートを最後に


ジロウとごはんを食べる日は二度やってこなかった・・・。



なぜなら母君がごはんを作って待ってるからね。