10月14日に出版されたこちらを早速読みました

 

GAFAMの全ての失敗事例を載せているのは、意図的なのだろうか?

 

G:グーグルプラス

A:ニュートン

F:フェイスブックホーム

A:ファイアフォン

M:ウィンドウズフォン

 

「売れる・売れないはコアの問題ではない」(そういう問題の事例もあるが)

「マーケティングの問題」「そもそもニーズがない」ということが良くわかる本でした。

 

ネタバレするとまずいのであまり書けないですが、個人的には「イリジウム」の事例が一番重みのある内容でした。

 

イリジウム、ご存知でしょうか?

 

 

人工衛星を経由して、世界中どこからでも通話可能な携帯電話です。

これ、私も昔、そんな製品があることを知っていましたよ。

中学生頃でしたかね、それは大きなニュースとなっていました。

確か、エベレストからでもかけられるとかいうキャッチコピーだったような

 

で、これが、今でもサービスとしてあるみたいですが、その昔のような知名度ではない原因(おそらく私と同じ世代の人は名前くらい知っていますが、今の人達は名前すら知らない)、それを筆者の考えで書かれています。

 

物凄く納得感のある説明でした

 

野村克也さんの言葉で

「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。」

というのは有名ですが、まさにその負けに不思議はないということを説明してくれている本です。

 

 

簡単に読み終えることのできる本でもありますので、是非ともご一読ください。

 

でも、これを読んだ後に、やっぱりもう一度ジョブ理論を読み直さなくちゃいけないと思いました

 

 

そして、そのニーズだとか、ウォンツを、時代の流れに沿って、定期的に見直していくことが必要なんですかね