8月29日に東電は記者会見で、汚染水処理システムで作業していた社員3名のベータ線被曝を公表しました。
福島第1、作業員2人が計画線量超える被曝(日本経済新聞)
3名の作業員の方々のベータ(β)線による被曝量は、
A氏は23.4mSv、
B氏は17.1mSv、
C氏は0.7mSvです。作業にあたるに際し、γ線の計画被曝量は
1mSvに設定されていましたが、β線の計画線量は設定されていませんでした。作業員の方々が現場に持っていった警報機は被曝量が
15mSvを超えてからアラームが鳴る設定のものでした。
法定の被ばく量上限は非常時・緊急時は1000mSvですが、通常時は500mSvです。しかし新聞社各誌の報道は上限が1000mSvである点を強調し、それとの比較で3名の被曝の程度がそれほど大きくないような印象を与える表現になっていて疑問を感じます。
しかし作業は1回で終わるものではなく継続されるため累積被曝します。だからこそ、毎回の作業で被曝していい線量の計画を立て作業に従事されています。今回の作業で避けられたはずの被曝をしてしまったことは、どんな例えを持ってこようが事実に変わりありません。
これに関する30日午後の東電の会見と記者のやりとりの書き起こしです。
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【2】 汚染水処理システム内でβ線被曝した作業員の方々に関してのやりとり
(東電側の説明は松本純一原子力立地本部長代理)
00:18:36~
東電:
昨日、β線の被曝がございましたけれども、そちらの作業状況の方が少し分かりましたのでご報告させて頂きます。まず、AさんBさんCさんの被曝線量の差でございますけれども、こちらに関しましては、まず、当時、役割といたしまして、まず、Aさんに関しましては、ええ・・・あ、まず、Bさんからご説明させていた・・・、ああ、Cさんからご説明させて頂きますと、まず、
Cさんがタンクの中に水がございますが、そこに実際に手を突っ込みましてカートリッジの取り外しと取り付けを行っております。従いまして、タンクの水等によりますものですとか、この方は、水に直接接するということで、
上ガッパそれから下ガッパも着ておりましたので、そういったタンクの水の遮蔽、それからカッパによる遮蔽が効きましたので、一番線量が低くなったものという風に推定しています。 つづきまして、そのカッパ・・・いえ、失礼したしました、取り外したフィルターをAさんの方が今度は受け取りまして、ええまあ、あの・・足元の方にありますので、
社員Aは下ガッパを着けた上で社員Cからフィルターを受取りましてビニール袋の中に詰める、というような役割をしております。 ええ、また、
社員Bは タイベック(カッパより遮蔽率が少ない防護服)でございますが、ビニールでフィルターを最後にまとめて置く、というような作業分担をしておりました。 従いまして、それぞれの作業に応じた装備をしていたわけでございますけれども、線源になりましたのは、基本的にはこの逆浸透膜装置のフィルターが主なβ線源になったものという風に考えておりますので、こちらの方に長く接する可能性があったAとBが被曝線量としては高くなるおちうことでございます。 えー、それから、警報設定値に関しましては、具体的に鳴動した時間はどれくらいのものだったか分かりませんでしたけれども、あのー、まあ、フィルターエレメントの交換作業がほぼ終わった段階で警報が鳴っております。 で、AとBに関しましては、警報が鳴りましたので持ち場を離れておりますが、フィルターに最も接近した状態でございますので、鳴った後も15mSvから先の被曝を受けたと考えております。 Cに関しましては、最終的に後片付けということでタンクの上蓋を閉める作業など最終的な後片付けを行ったということでございます。
00:44:25~
記者(NHK):
β線の被曝についてお伺いします。先ほど、A,Bの方は持ち場を離れたとおっしゃっていたと思うのですけれども、その線源となるフィルターから離れて持ち場から離れたということでよかったでしょうか?
東電:
えっとそのところははっきり分かっておりません。ただ、本人たちは、アラームが鳴ってから離れたという証言をしておりますけれども、あの・・最終的にフィルターをまあ・・置きっ放し、あの、抱いたままでいけませんので、フィルターを一定の処置といいますか・・をした上で離れたことになりますので、その面で最終的に15mSvを超えたものという風に考えています。
記者(NHK):
作業自体は中止したけれども、線源が・・・
東電:
(遮って)あ、あの・・
中止したということでなく、最後までやってしまったということになります。 A,Bに関しましては、あの、ほぼ終了した段階でございますので、最終的にフィルターを、まあ、所定の場所に片付けるというか、まあ、処置をした上で離れる。 ええ、Cさんの方はどちらかというと、最後の後片付けをするという意味でタンクの蓋を閉める等の作業をしたことになります。従って、現場を一番最後までいたのはえっとCということになります。
記者(NHK):
持ち場を離れたというのは、中止して早急に離れたという意味ではなくて、まあ、通常の作業を終了して持ち場を離れて、Cさんが残ったという・・・
東電:
(遮って)まあ、やるべき作業を完了させて、まあ、離れたという意味、ということになります。
記者(NHK):
はい分かりました。えっと、白血病の方でですね、先ほど、労災の認定基準ということをおっしゃっていたと思うのですけれども、これは昭和51年の「電離放射線にかかる疾病の業務障害の認定基準」という資料を基にされていらっしゃいますか?
東電:
あの、こちらの方は、私どもが引いてきたのはですね、えっと、労働省労働基準局長の通達で揮発第810号というものでございます。それが昭和51年11月8日に出ておりまして、電力放射線にかかる疾病の業務障害認定基準についてという書類にあります。こちらはあのーこうろう・・・あ・・労働省のHPに載っております。
記者(NHK):
ありがとうございます。あと少し戻って、β線の件ですけれども、あの、もともとタンクの中に水を入れるのはCさんだけ・・
東電:
水はもともと入っておりまして、水の中に手を入れてカートリッジの交換作業を行ったのはCになります。
記者(NHK):
Cさんのみ・・・
東電:
はい。
記者(NHK):
あの・・Cさんのみγ線の設定が2mSvと高かったのですが、水につける分、A,Bさんよりも高く設定されていらっしゃったのでしょうか?
東電:
えっと・・・こちらはですね、計画線量1mSvというのが計画になりますが、あのー、持っていた線量計の設定値が2mSvということになります。
記者(NHK):
それは・・ごめんなさい・・あまり、その・・意味がないということですか?実際のところは1mSvなのですか?
東電:
はい、あの・・・計画線量としてはβ線1mSvで、あの今回持っていたアラームの設定値は2mSvのものを持っていってしまったことになります。ですから、あのー、途中、途中5分の1ずつ警報鳴っていきますけども、そういう意味では、本来であれば1mSvの設定値のものを持っていくべきだったと思います。
記者(NHK):
これは当日まちがえたということに・・
東電:
(遮って)間違えたというより、何種類か、β、γ用の線量計がございまして、A,Bは同じタイプのものを持っていきましたが、Cに関しましては違うタイプの線量計を持って行って、その制限にはγの設定値が2(mSv)、
βの設定値がしていないものを持っていってしまいました。
記者(NHK):
では、水に手をつける分、Cさんの被曝量がA,Bよりも増えるだろうというような想定ではなかったということ・・・
東電:
はい、あの・・γは水ではなかなか防げませんので、A.B.Cとも同じ程度(γ線の被曝量)だろうと推定しています。βに関しましては、水につかっている分、そして上着のアノラップというカッパを着ている分(Cだけ着ている)だけ遮蔽できているという風に思います。フィルターそのものの受け渡しをやっていたA,Bが、まあ、大きなβの被曝になったということでございます。(周囲の人が資料を渡し)2mSvを持っていった理由でございますが、Cに関しましては、事前の準備もしようかということで、2mSvのものを持っていったということでございます。
記者(NHK):
えっと・・・事前の準備?
東電:
事前の準備。
記者(NHK):
その作業の準備?
東電:
あ、そうですね。
記者(NHK):
長い間いる可能性があったと・・・
東電:
当人としては、A,Bよりも時間が長くかかると、長く居るだろうという認識があったという風に思います。
記者(NHK):
それは・・ごめなんさい・・ご本人が設定されるものではなくて、一応上司の方というか・・・
東電:
(遮って)あ、すみません・・ちょっと訂正します、えっと・・今回のγ線に関する被曝計画については、準備作業と本作業をそれぞれ1mSVということで設定しています。で、AとBに関しましては、あの・・当然本作業のみということでございましたので、1mSv、それから、Cに関しましては、準備をするということで計画線量そのものが2(mSv)でございましたので、2mSvのものを持っていくということで間違いないです。ちょっとごめんなさい、失礼いたしました。
記者(NHK):
では、作業によって差があるというわけではないということですね。
東電:
ま、作業に応じてそれぞれ持っていく線量計を変えたということです。
記者(NHK):
本作業ではA、B、C同じ想定だったということでしょうか?
東電:
そうですね、ただあのー、作業そのものの種類が違ったので、γ線に関しては殆ど変わりませんでしたけど、β線に関しては大きな差がついたということになります。
記者(NHK):
改めて、装備の差というよりは、作業の差による違いだというお考えですか?
東電:
はい、あの・・今回は
β線の線源がフィルターでございますので、あの・・装備といいますよりも、フィルターそのものを取り扱った時間の長さの差ではないかという風に思っています。従いまして、再発防止対策に今後係わると思いますけれども、そのフィルターを取り扱う作業において遮蔽それから作業時間等の見直しが必要になろうかと思います。
記者(NHK);
あの・・率直に、水に手を入れる方が高くなるような印象があるのですが、実際には取り出したフィルター、線源となるフィルターにどれくらい近く長い時間近くにいたかということの方が大きい要因であったということですか?
東電:
そうですね、あの・・β線の飛程(放射線の飛ぶ距離)を水中と空中とくらべますと、当然、空気中の方が飛程が長くなりますので、そういう意味では水の遮蔽がCさんの場合には効いていたという風に思います。
記者(NHK):
これはまあ元から分かっていらっしゃったことになるんでしょうか?
東電:
ま、元から分かっていたというよりも、今回作業に関しましては、あの・・
ま、当然、β線の被曝があるということで、β、γの測定器を持っていきましたけれども、
あのー、まあ、作業の装備に関しましては、それぞれ仕事の内容に応じて、上にカッパを着て下にカッパを着る人と、下だけのカッパを着るものと、タイベックでいいもの、という形で3通りの装備をしています。従いまして、β線の被曝を低減するために何か装備の差があったというよりも、作業の内容に応じて、え・・装備の差があったということに考えております。
記者(NKH):
この装備はどなたがお決めになったのでしょうか?
東電:
実際にこういった作業計画を作る段階で、いろんな可能性があるということで、このチーム、それから、その上司で決めております。
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01:15:55~
記者(NHK):
β線の被曝のことで、いくつか他の方も出てきましたけれども、これ、最終的には、解釈として、警報が鳴ったけどご本人たちの意思で作業を続けてしまったことが、あの・・、まあ、限度を超えてしまった・・ということになりますよね、周辺状況を考えると・・
東電:
まあ、あの・・本人達の判断で・・ということには最終的にはなりますけれども、あの、ほぼ作業としては終わりかけていた状況でございますので、改めて、ええ・・、まあ・・鳴って本人達は片付けてえ・・帰ったと・・・。まあ、A、Bに関しましては、その場を離れたと、で、Cに関しましては最終的な上蓋の取り付けまで行ったということになります。
記者(NHK):
ええ・・・となると、あのー、これは一時発表されたときに、装備、まあ、手袋も含めた装備、もしくは作業の仕方そういったものがえ・・・余計な被曝を起こさせてしまった可能性もあるかもしれないという、え・・会見での話もあったんですが、この辺についてはどう今解釈をされていますかね?
東電:
あのー・・装備そのものに関しましては、あの・・ま、A、B、Cの作業分担に応じた装備ができているという風に判断しています。で、今回、問題になりましたのが、アロー膜のフィルターでございまして、そこが直接その線源いなっていたようです。従って、今後そのアロー膜の取り出した後、え・・ビニール袋に詰めて、え・・まあ、あの・・ま、保管するという際にどうやって取り扱うという作業提示を、それからあー、まあ、何と言いますか、遮蔽のフィルターのし遮蔽といったことの防止対策が必要になるのではないかと思っております。
記者(NHK):
なるほど、じゃ、蓋然的に、おおまかにいうと、作業の手順等は特に大きな問題はなかったかもしれないけれども、ま、プラス、つまり、警報が鳴った後その場にいて、ま、おひとりは15mSvのところが
23(mSv)まで、1.5倍くらい受けてしまったわけですよね。ま、そういうことも鑑みると、もう少し作業改善が必要であろうというような意味・・・・
東電:
そうです、はい。
記者(NHK):
これ、あの・・フラッシングしたりして、そもそも線量を落とすということも含めてなんですか?毎回15mSvでいくと、それほどじゃないのかもしれないけれどもまあ、作業される側にしては、あの、あまりよろしくない状況なのではないかなとも思うのですが?
東電:
はい、あの・・・ま、安易にですね、ま、計画線量といいますか、あの・・・警報の設定値を上げて作業することに関しましては、あの・・被ばく線量低減の観点から望ましくないと思っております。従いまして、今回こういった、あの・・・いわゆる
カートリッジフィルターが線源い、β線の線減になりうるということが分かりましたので、あの・・防護措置、それから作業時間等の管理をするべきではないかという風に思っております。
記者(NHK):
ありがとうございます。
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01:19:01~
記者(木野氏):
アロー膜の淡水化のところなんですけれども、え・・その部分の水の核種分析、それから水面の表面線量というのは計測されているんでしょうか?
東電:
えーっとまだ核種分析それから空間線量に関しましては、直接的には計って・・まだデータが届いておりません。あの・・γ線の被曝線量から見て、えー、それほど高いものではないという風に思っております。それから、このフィルターエレメントが浸かっております水の核種分析に関しましても、・・えっと、これからやることで計画いたしております。
記者(木野氏):
あの・・ちょっと疑問なんですけれども、あのー、水に手をつけたりですね、フィルターを取り扱うというその時に事前にそういった線量が分かってないと、計画線量というのはでき・・・えー、作業計画は作れないと思うのですが、え・・その辺はどういう状況だったんでしょうか?
東電:
えっと従いまして、β、γに関しましては、計画線量1mSvもしくは準備期間を入れて2mSvとで計画しています。えー、特にβに関しましては、あの・・計画線量としての、おー、ま、管理が、えーっと、まー、えー、管理といいますか、こちらの方はあのーもともと被曝の観点からはγが支配的ということで、γによります評価を行っていたということになります。えー従いまして、今回、βの状況が分かりましたので、えー、こちらの方に関しましては、あのー、作業手順等の改善は計っていくことで対応したいと思っております。
記者(木野氏):
すみません、えー、2mSvや1mSvに計画線量を設定した根拠というのはとりあえずなくて、なんとなくそれくらいかなという感じなのでしょうか?
東電:
いや、あのー、こちらの方は、空間線量を確認していませんけれども、あのー空間線量等で、作業時間等あわせて1mSv、2mSvという設定をしたものでございます。
記者(木野氏):
じゃあ、空間線量は確認していると?
東電:
そうですね、ちょっと値そのものは確認させてください。
記者(木野氏):
水の方の線量であるとか、核種分析していないと、そちらもその・・直接水に手をつけるのであれば、え・・なかなかその計画、作業計画というのは立てれないものですが・・・
東電:
(遮って)あのーγであれば、あの・・直接水はあまり遮蔽効果ありませんので、えー空間線量の確認で、えー基本的にはOKだという風に思っています。
記者(木野氏):
いや、あのー・・水の方は結局以前も何度か質問させて頂いたことがあると思うのですけれども、えー、除洗の方で取っているものは基本的にはγ中心なので、βのものがある程度残っていることは想像できると思うんですね。特に、そのフィルター部分にたまるというのも当初から想像できると思うんで、えー、その上で、そのそういった測定をせずに直接その・・取り替えにいって今回被曝をしたというその理由というのが今ひとつ理解できないですけれども・・・
東電:
そうですね、あのー確かに不十分な点があったかもしれませんが、あのβの被曝限度に関しましては、通常時で500(mSv)、緊急時で1000(mSv)でございますので、え・・管理する上では、あの少し上のところ・・γにくらべると、人体に対する影響から観ますと、少し値としては大きい状況でございます。えー従って、ま、今回もβ線源があるということで、警報設定そのものは15(mSv)のものを持っていきましたけれども、あの・・そちらの方をまあ、超えてしまったということになります。
記者(木野氏):
えー分かりました。そうすると、とりあえず、あの・・被曝上限も高いので、大丈夫だろうということだったんでしょうか?
東電:
そうですね。あのーこちらの方に関しましては、被曝線量の観点から見ますと、え・・・500、それから事故・緊急時で1000、あとは人体に対する影響等を考えますと、皮膚の脱毛という意味では3000mSvというところから現れるようでございますので、えーそういう意味では、あのー管理といたしましては、ま、γを中心に行っていたということになります。
記者(木野氏):
あと、すみません、Cさんがその・・βの線量計を持っていなかったのは・・・
東電:
持っております。
記者(木野氏):
持っていたのですか?
東電:
はい、γとβのを持っておりまして、Cさんのβの被曝量は1.1mSv、γが0.7mSvでございます。
記者(木野氏):
そうすると、あの3人ともγとβ両方持っていた?
東電:
はい、そうです。
記者(木野氏):
分かりました。あの、その放管(放射線管理)の方が同行されていなかったと、作業の・・まあ、先日も、昨日かな、今日も質問出ていたと思うのですが、同行されていなかった理由というのは?
東電:
はい、あのー、ま、いわゆる放管の作業員が、ま、放管の管理員が就くのは、ま、いわゆる、高線量のおそれがあって作業手順それから作業の実行状況を第3者的に確認しながら実行することで、被曝線量をなるべく下げるということで実際に現場におります。で、今回の場合は、γの計画線量でも1もしくは2mSvでございますので、えー、こちらに関しましては、放管の管理員はいかなかったということでございます。
記者(木野氏):
あのー、基本的に、敷地内は通常時とくらべますとかなり全体の線量も高いわけですし、作業も通常の作業で、その・・1日に1mSv被曝するなんてことはありえないわけで・・殆どの場合、そう考えると、放管が就くのが当然かなという認識もあるんですけど、そうでもないんですね、じゃ現場では・・
東電:
はい、あのー・・全ての作業に放管の管理員が就いているわけではございません。一定のルーティーンとなっています業務に関しましては、あの・・例えば海水循環装置のフィルター交換ですとか、物を輸送してきたときの物の陸揚げに関しましては、えー周りの周辺の空間線量ともふまえて、その都度、放管作業員がついているということではないです。一方、原子炉建屋の中にはいって何かファーストサーベイを行うというような場合には、放管の管理員が就いた上で作業を行うということになります。
記者(木野氏):
今回は放管が必要ないという判断のもとでいたら、思ったよりも線量が高くて被曝してしまったと、そういう意味ではかならいその・・・不注意というかそういったようにとれるんですが、どういった理由なんでしょうか?
東電:
ま、不注意といいますか、もちろん今回フィルターを交換する際に水を使う作業になるということで、えー、β、γの両方が計れる線量計を持っていっております。えー従いまして、警報設定値も15mSvということで、まあ持っていったわけでございますけれども、今回の場合でいうと、まあ、線源となりましたフィルターのところからの線量が以外に多かったということになります。
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緊急時ではβ線の被曝限度量が1000mSvに設定しているので、そこまでは高くないのだろうということで、β線の被曝に関してかなりなあなあになっているということなのでしょうか。
フィルターがβ線源だったことは今更判明したわけではなく、β線源があることを知っていたにも係わらず、計画線量はγ線の1もしくは2mSvであり、β線は無視していた(β線の設定値が15mSvの設定のものを持っていった)ということです。でも記者会見の途中は「・・いわゆる
カートリッジフィルターが線源い、β線の線減になりうるということが分かりました」とかおっしゃってるのはどういうこと??と思ってしまいます・・・。
この状況下で作業するにあたり、β線の高い設定値は仕方がないというのであれば、フィルターがβ線源であることを知っているのだから、それによる線量は予め予測できたわけで、それをもって3人の作業員さんがみな上下カッパの装備をして少しでも被曝を防げたはずです。しなくてもいい被曝をさせてしまったのは、作業内容の差異というよりも、やはり、装備が不十分であったということは否定できないと思います。こんなことが2度とないように、装備等はくれぐれも細心の注意をして、計画を立てて、作業員さんを守って頂きたいです。NHKの特集にもありましたが、作業員さんが使い捨てなんてことにならないように、守ってください!!!