7月8日にくじら座のミラが極大を迎えます。
くじら座は秋を代表する星座で、星座の神話では唯一悪役として登場する星座です。

星座物語はペルセウス座ケフェウス座・カシオペヤ座アンドロメダ座・くじら座 を参照してください。

秋の星座は順番通りに空に上がってきますので、壮大な物語を描きやすいです。
ミラはくじら座の心臓部分に位置し、332日の周期で2等星から10等星と明るさを激しく変化させる恒星として知られ、ミラ型変光星と呼ばれています。
また、一般の人でもわかりやすい変光星のため、変光星を観測する上でよく用いられている恒星でもあります。




7月28日はみずがめ座δ流星群が極大を迎え、この頃はちょうど夏休みに入る時期にあたるので、流星を見る上で条件は良い流星群と言えると思います。
また、この流星群は出現期間が7月15日から8月20日とかなり長い間あり、さらに二日後の7月30日にはやぎ座α流星群、8月にはペルセウス座流星群が控えていて、夏の星空を一層楽しませてくれます。
ただ、夏は夜の時間が短い上に、今年は7月23日が満月となり、この影響によりみずがめ座流星群は少し見えにくくなる事が予想され、残念な気がしますね。