1945年8月30日はアメリカ陸軍元帥ダグラス・マッカーサーが専用機『バターン号』で神奈川県厚木海軍飛行場に到着した日です。
そして横浜の『ホテルニューグランド』に滞在し、降伏文書の調印式にアメリカ代表として立ち会った後東京に入り、以後連合国軍が接収した皇居前の第一生命ビル内の執務室で、1951年4月11日まで連合国軍最高司令官総司令部総司令官として日本占領に当たることになります。


実はマッカーサーが横浜のホテルニューグランドに滞在していた時の有名なエピソードがあります。
目玉焼き事件』と言われ、マッカーサーはこのホテルの315号室に12泊していました。
滞在中のある日、マッカーサーは朝食に2つ目玉の目玉焼きとスクランブルエッグをリクエストしました。
しかし、朝食で出されることはなく、お昼過ぎにようやく食卓に目玉焼きが出されてきました。
しかし出されたのは2つ目玉の目玉焼きではなく、1つ目玉の目玉焼きだったのです。
マッカーサーは料理人を呼び出し問いただし、帰ってきた答えは


『私は将軍(マッカーサー)から命令を受けてから今まで八方手を尽くして、ようやく卵をひとつ手に入れることができました。』


と答えたのです。
その瞬間マッカーサーは、日本が現在置かれている状況と、自分のためすべき仕事を理解したと言われています。
つまり、日本がポツダム宣言を受け入れ、ようやく平和な世の中になりつつあるこの状況で卵1つ手に入れることも困難な世の中なのだということを痛感させるエピソードでした。
ただ、これを事実として証明する関係者の証言はないみたいです。


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