今日8月15日は日本では終戦記念日とされ、日本がアメリカやイギリス、ソ連(ロシア)等の連合軍によるポツダム宣言を受諾し無条件降伏をし、昭和天皇が日本国民に対し、日本敗北をラジオ放送(玉音放送)にて流した日です。
これにより1939年9月1日、ドイツ軍によるポーランド侵攻から始まった第二次世界大戦は1945年8月15日を持って人類史上最悪の戦争が終結しました。


第二次世界大戦では日本国内の戦没者は戦闘員230万人、非戦闘員80万人計310万人と言われています。
また、一番戦没者が多い国はソ連で戦闘員1450万人、非戦闘員700万人以上と多くの人が戦死しています。
また、中国では戦闘員132.4万人、非戦闘員1000万人以上が亡くなっています。
これでもわかるように、この戦争は戦没者の数がソ連・中国だけで約3000万人に達する事になります。
もちろんほかの国でも戦没者はいますので、実質上の被害はこれより多くなります。
1940年の世界人口がおおよそ20億人ぐらいですので、これを戦没者の数で割ると、約50人に1人が第二次世界大戦で亡くなったという事になります(おおざっぱに言って…ですが)


また、敗北した国(ドイツや日本など)はほとんどが焼け野原と化している状態(日本は8月6日、9日に原爆で放射能の被害もあり)であったため、失ったものは数知れず得たものは何もない状態でした。


またこの日は朝鮮半島では日本からの朝鮮の解放日とされ、韓国では『光復節』、北朝鮮では『祖国開放記念日』とされ、祝日となっています。
ただ終戦の日を8月15日としない国もいくつかあります。
その一例として、アメリカ、イギリス、フランス、カナダ、ロシアでは9月2日とし、対日勝戦記念日(VJデー)と呼んでいます。
これは当時のアメリカ大統領トルーマンがポツダム宣言に調印した日が9月2日とされているためです。
中国や台湾などでは9月3日とし、『抗日戦争勝利の日』や『軍人節』と呼んでいる地域もあります。


こうして私たちは過去に取り返しのつかない過ちを犯しました。

これから先、二度とこう言うことが起こらないよう一人ひとりが心がけていかなければいけないのかもしれませんね。


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