過去の記憶を聞いてみよう

面積
980平方度


肉眼星数
165個


主な星
α星サダルメリク星名の意味は『王の守り星』


主な天体
惑星状星雲NGC7293。双眼鏡で淡く見える


備考
黄道星座で1月21日~2月20日生まれの人の星座
へびつかい座が入った13星座では2月16日~3月10日生まれ


占星術では♒と表され、宝瓶宮と表記され、空気(風)の宮(ホット、モイスト)、不動宮、男性格に分類されます。


ゼウスに連れ去られた青年ガニメデス
みずがめ座はギリシャ神話では大神ゼウスに連れ去られたトロイのイーダ山の羊飼いの美少年ガニメデスと伝えられています。
ガニメデスは、その体が永遠の美と若さを表す金色に輝いていたといわれる、美しい少年です。
ある日、ガニメデスはいつものように父の羊の世話をしていると、遠く空かなたに黒雲が立ち上り、雷鳴とともに大きな黒鷲が舞い降りてきて、ガニメデスをつかんではるか遠くの空に連れ去っていってしまいました。
このことを知ったガニメデスの両親は嘆き悲しんでいると、使者のヘルメスが現れてこのように告げました。


『心配しなくても大丈夫です。大神ゼウス様がガニメデスの美しさを愛され、オリンポスの宮殿で夜ごと催される酒宴の席のおしゃくをする役を告げられたのです。
ガニメデスは、年をとる事も死ぬ事もありませんから・・・』


それを聞いたガニメデスの両親は、今まで流していた嘆きの涙がみるみるうちに喜びの涙に変わっていきました。
 それ以降ガニメデスはオリンポスの神のデュオネソス(ぶどう酒の神とされ、主に狂気や本能の神とされていて、理性を司るアポロンとはあまり仲はよくなかった)の付き人になりました。
また、ローマ神話の場合は、デュオネソスと同一視されている酒神バッカスの付き人とされています。


以前木星頁で紹介した衛生ガニメデを覚えていらっしゃるでしょうか?
このガニメデはこのガニメデスからきています。

忘れてしまわれた方は木星 を参照してください。


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