5月29日稽古日誌(担当:中村純也) | 幸村道場

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役者・幸村吉也が、役者目線からの指導法で好評を博している「幸村道場」の紹介ページです。稽古日程等も随時更新してまいります。

今回稽古日誌を担当します中村純也です!

連日快晴が続いています!が、道場稽古日の金曜日は雨でした。

今回で道場参加2回目の増田琢磨君(写真右側)は、やはり吸収が早かった。
現場で使う基本的な構え、そして側転、背落ち、前方転回などアクション技もほぼマスターしてしまった!









元々ラグビーをやったりダンスをやったりで筋量も体のバネもありで、のみこみが早いのだが、琢磨より長くやっている僕は負けじと頑張りたいものです!!
今後、競争心により皆が奮起していけば最高だと思います。

基本的な構えを全て盛り込んだ「構A」は常に観客がいる事を意識して行っています!!



そこで僕らレギュラーメンバーは、1対1の手で試行錯誤しながらやっていました。
今回はいつもとは少し違って、刃で受けるのではなく、刀の柄(つか)で受け、返して相手の手首関節を決めるなど難しい手をつけてもらった。



[左側]真っ向が来るのを、[右側]柄(つか)を入れ込んで受ける。



そのまま返したら手首関節を決められます。



手出し出来なくなった[左側]が相手に詰め寄り密着し、[右側]も身動きがとれない状態になる。


両者どう手を打とうか考えながらセンターまでジリジリ動く。



そこで[右側]に先に抜刀され、ボディに一撃。



写真がありませんがIこの先に3、4手の斬り合いが始まります。

手を覚えたらその先は、情緒や緩急を加えお芝居として魅せ物にしていく!
注意するべきところは、「殺陣師がどの部分を魅せたくてこのような手にしたか」
情緒をつけるに当たってのポイント、緩急をつけるに当たってのポイントを一つ一つ分析、考察し魅せ物にしていきます!

そこが殺陣の面白い部分だと思います。


最後には、レギュラーメンバーに琢磨も加わりアクション技を取り入れた立ち回りをやりました!
琢磨は、立ち回りの最中でもしっかり「背落ち」が出来ていました。

これからも本気でやる新人さんがどんどん入ってくれば、相乗効果で良い道場になっていくと思います!!


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