年末ということでできるだけ1日で終わるようにマチソワにしました。
これが観劇納めになります。
本当は11月の芸文で見ようと思っていたのですがチケット取れなかったので。
この話は以前カトケンさんのところで観ているので話は知っていました。
細かいところまで行き届いた、やはり良くできた戯曲です。
良く考えると無理矢理ハッピーエンドなんだけど、伏線綺麗に回収してまあいいかと思っちゃう。
主人公の副大臣はもっと痛い目あった方がいいのではと思うがw
与党の副大臣が不倫相手の野党議員とホテルであいびきをしているところへ「死体」が現れる。
2人の関係がバレるとおしまいなので秘書を巻き込んでなんとか「死体」を処理しようとするも色んなハプニングが起きてさてどうなる?という話。
嘘で嘘を重ねてまたとんでもない事態になるというワンシチュエーションの王道スラップスティックコメディです。
副大臣役のユースケ氏は中の人のキャラクターもあるが、その場しのぎがなんと似合うことかw
舞台が本業じゃないからか滑舌と結構噛んでいたのは気になりましたがキャラが合っていたからまあいいか。
秘書役の倫也くんはやっぱりうまいね。
もういいかげん上司見捨てたらいいのにと思うくらいの振り回されぶりw
ただ、こういった元からある戯曲よりもオリジナルというかあてがきの方がハマるタイプかなとは思いました。
他の登場人物も個性的というかみんな空気を読まない人たちばかりで面白かったのですが、メイドがちょっと弱いなと感じました。
カトケンさんところで観た時はメイドももっと色濃かったような気がします。
演出はとてもストレートでわかりやすかったのですが、冒頭シーンを繰り返す意図はなんだったんだろう。
倫也くんをストーリーテラーにするためだったとはいえ、アレはくどいと思った。
同じシーンだから何か付け加えるのかなと思ったけれど本当に繰り返しただけだったから観るのしんどかった。
気になったのはそれくらいであとは楽しかったです。