今年初観劇です。
昨年から数えても2か月ぶりの観劇になります。
本当は3連休の日が初観劇になる予定でしたが、コロナで中止になりました。
しかも初見の妹を連れての予定だったので残念でたまらない。
機会があるとしたら次関西に回ってくる時なので何年後になることやら。
観てほしかったなあ。
というわけで本日の話。
今日のチケットはそのリベンジのために取ったわけではなくてずっと前に取っていました。
つまりはキャストを選んで取ったわけではないのですが、期せずしてメイン5人お初。
新キャストそれぞれ仕上げてきてさすがだなと思うも、フロローで今私は頭がいっぱいです(笑)。
そう、道口フロローがめっちゃ良かった。
フロロー観るためにだけでもおかわりしたいくらい良かった。
今まででいちばんエスメラルダに惑わされているフロローに見えました(笑)。
というか、めっちゃ揺れている。
若い頃は全くそういったことに目もくれなかったのにエスメラルダに会って初めて色欲に目覚めてしまった様がいちばんすごかった。
エスメラルダの赤いスカーフを拾った時の変態めいた目が忘れられないw
カジモドに対してはやり方はともかく愛情が強すぎて、魔女を排除したからこれからはやっと2人の静かな暮らしに戻れるよっていうくだりはものすごい執着を感じました。
カジモドが自分なしでは何もできないと依存されるように育てたフロローがいちばんカジモドに依存していたんじゃないか。
とにかく演技が細やかで最後まで目が離せませんでした。
山下カジ。
アンマスクドでこんなうまい子いたんかい?と驚いた山下くん。
ピッチが正確で声の伸びも良くて聴いていて気持ちがいい。
演技も安定しているけど、欲を言えばもう少し不安定なところというかゆらぎもあればなあと思った。
ちなみにエスメラルダに対して達郎カジならなんで友達止まりやねん?となりそうだけど、山下カジはうん、友達だねと納得しそうw
エスメラルダもフィーバスもクロパンも及第点なんだけど、もう少しそれぞれの色が見えたらもっと良いかなと思いました。
ものすごく安定しているんですけどね、すごく安心しては観られる。
ただ、もう少しこちらに訴えかけてくるものがあればなと。
良く考えたら加藤くんが初めての日本語ネイティブのフィーバスですね。
華奢に見えたけど、歴代フィーバスがデカすぎるんだw
ちょっと苦手な音域(高音部)があるのかなと思ったところもあったけど、シュッとしていてかっこよかったですね。
フロローを突き落とすシーンの演出が変わっていて戸惑いました。
新しい演出の方がなんか怖かった。
久しぶりに鐘観ましたが、何かが残る感じがいい。
ところで、フロロー様が幸せになるエンドはないのか(ない)。