「蜜蜂と遠雷」コンサートに行ってきました。
場所はシンフォニーホール。
映画は観ていないですが、小説は読みました。
新進のピアニスト3人が「蜜蜂と遠雷」に出てくる曲を演奏するという企画で興味を持ったので行きました。
宮野さんが「亜夜」、小井土さんが「マサル」、角野さんが「塵」というていで演奏ということだったのですが、小井土さんは映画も観てないし小説も読んでいないと暴露していた(笑)。
それでも演奏は素晴らしかったですけどね。
1部がそれぞれのピアノソロで、2部がオーケストラを交えての演奏でしたが、2部の方が単純に色んな楽器の聴かせどころがあって楽しかったです。
ナビゲーターはLE VELVETSの佐賀さん。
ピアニストたちとのトークと、この曲はどの場面で使われたかという説明を担当されていました。
個人的にはラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」がいちばんアガった。
ここでサーキュラーステップ!ストレートラインステップきたー!と、脳内で2015年全日本タカハシが滑っていたw
おそらく世間一般ではソチの真央ちゃんが印象的でしょうが。
フィギュアスケートといえば、ショパンの「バラード第1番」が終わってからのトークで話題に挙がりました、
「フィギュアスケートでもよく使われている曲ですね」という話から宮野さんが、「フィギュアではダイジェストになるけれどここの部分は盛り上がるんだ、ここはこんな風に繊細に滑るんだと表現が参考になる」という話をされたのが興味深かったです。
「インスピレーションを受けますか」という問いに対して、「彼らの表現や滑りは参考になり刺激になります」とも。
素人ながら個人的に角野さんのピアノがいちばん好みでした。
特にサティが好みでした。
アンコールは宮野さんと角野さんで「月の光」メドレー。
亜夜と塵が弾いているようだった。
もう一度読み直したいなと思いました。