月10を見て即チケット取りました(笑)。
待っていた未見の川口フロローがINしたので。
来週と再来週は予定が詰まっているのでここしかないということで土曜日ソワレに。
泰潤カジモドも初めてだったので楽しみにしていました。
結論は大満足です。
今まで観た中でいちばん物語を堪能したような気がします、そして歌声も。
まずはお目当ての川口フロロー。
邪な目つきをしている自覚がない、気持ち悪いという自覚がないのが気持ち悪い。
「愛を知らない」とカジモドに言われても「こんなに愛しているのに」といちばんピンときてなさそうなフロローでした。
弟のジュアンに対していちばん愛というより執着を感じるフロローで、愛しすぎちゃった感がありました。
フロローの物語はジュアンを救えなかったことから始まったんだということがしっくりきた。
だから、カジモドに突き落とされる時もなぜ自分が突き落とされるのかが本当にわかっていなさそう。
エスメラルダに対してもなぜ自分がこんなに愛しているのに拒絶するのかと本当にわかっていなさそうな気がします。
「悪人は罰を受ける」の「悪人」って何だろうと思わせるフロローでした。
もちろん歌声も満足、歌の圧がすごい。
「HELLFIRE」で満足したのは初めてです。
同じく未見の泰潤カジモド。
とにかく素直で真っ直ぐ、歌声も真っ直ぐ。
何が良かったか考えたのですが、「歌上手いでしょう、どや」感がなく歌が上手いのがいちばん(笑)。
後は、物語に惹きこませる力がありました。
受けの芝居がうまいのかな。
演技も演じてますよーという感がなく自然で歌に無理がないので物語に素直に入り込めます。
「カジモド」は本当に「カジモド」ではなく誰かが演じている「カジモド」であるという二重構造がいちばんしっくりきた。
どこか俯瞰した感があるカジモド。
美南エスメラルダは安定、このキャストだと前回よりもバランスが良い。
そして佐久間フィーバスだと清水フィーバスよりラブ度が高い(笑)。
歌はやはり清水さんの方が上手いんだけど、惚れちゃうよねーと思わせるのは佐久間さんの方。
よしつぐクロパンはあいかわらず食えない感じが大好き(笑)。
川口フロローがいる間にまた観たいけどいつまでいてくれることやら。