毎夏恒例のフレンズに行ってきました。
前月の横アリが全然寒くなくて持ってきた防寒具無駄にしたなとなめてたら、スケートセンターは激寒だった(笑)。
しかも私はスタンド席だったのに終わった後、芯から冷えたのでお風呂入ってやっと体が元に戻った感じ。
今年のフレンズは今までより更に進化していて楽しかったです。
大ちゃんもだろうけど、座長でありプロデューサーでもあるしーちゃんにとっても「氷艶」で得たものが大きかったのかなと思いました。
構成的には前回と大きく変わりはなかったのですが、流れとかそれぞれの個性の活かし方をすごく考えつくしたショーだったように思います。
特にグループナンバーがどれも凝っていて秀逸だった。
・しーちゃんと美姫ちゃんの神々しいデュエット。
息の合った滑りが美の極みでした。
・大ちゃんしょうまチャーリーのリーマンコスで「ラプソディインブルー」。
大ちゃんとチャーリーがしょうまをパシリに使っていたのにいつの間にやら逆転しているというコミカルなプロ。
しょうまセンターで大ちゃんとチャーリーが脇を支えるという感じだったので、2人がシンクロしての滑りが非常に見ごたえありました。
・かおちゃんが後輩(生徒?)、あっこちゃんメリルタチアナが先輩(先生?)のバレりーナ小芝居?
かおちゃんががんがん滑っているのを3人が所作など教えていくうちに段々かおちゃんの滑りが優雅になっていくというもので、
かおちゃんのフレッシュさを活かした楽しいプロでした。
そしてあっこちゃんのツンデレ先生っぷりが面白かった(笑)。
・シェイリーンを巡るステファンジェレミーイリヤのセクシーナンバー。
これは絶対におこちゃまにはできないプロ。
ジェレミーが振付だったそうですが、振付する方も楽しかっただろうな。
とにかくきゃあきゃあ(心の中で)叫んでいたプロです。
・本田くん有香さん老夫婦ナンバー。
この前がしょうまで「しょうまも大きくなって」という老夫婦ナレーションが入ったのも流れ的にスムーズ。
この「酸いも甘いも」を表現するのもおこちゃまには絶対できない。
おじいちゃんおばあちゃんの恰好しながら滑りが美しいというギャップもあり、楽しくてしかも心がぽかぽかする素敵なプロでした。
あれ、トランコフさんだけ出てなかった?
今回現役組はしょうまとかおちゃんだったが(あっ、大ちゃんも現役組か)、やはりジャンプの切れが違う。
しょうまのエキシからSPに変えたプロは踊りまくりで体力使いそう。2回観て2回とも調子は悪そうだったけどこれ完璧に仕上げたら最強だと思いました。
実はかおちゃんだと認識して生で観たのは今回初めてだったのですが(おそらく神戸チャリティで観ている筈)、スピードがTVでも相当だったけど生はめちゃめちゃすごかった。
この「マトリックス」もめっちゃかっこいい。
前述の通り、今回みんなのプログラム個性溢れて良かったが、敢えて1人挙げるならあっこちゃんの「死の舞踏」が良かった。
なんというか、スケートを超えた表現力で異質さを感じて印象に残る。
異質さといえば、ステファンのコンテポラリーダンスのようなプロ(実際コンテンポラリーダンサーに振付けてもらったらしい)も異質で印象的でした。
全体的にプロの底力をみせつけてくれたショーでしたが、未来のスケーターを応援するというコンセプトも残っていてキッズ枠に2組、 ジュニア枠に1人滑っていました。
このショー史上初めてのアイスダンサーがキッズ枠として滑っていてこの二人がとにかく可愛くてしかもうまくて魅せられした。
8才と10才のカップルで大ちゃんと同じく倉敷だそうですが、このまますくすく育ってほしいなと思いました。
さて、本命の大ちゃん。
昨年は怪我のため抽選会にちょこっと参加したくらいでしたが、今年はがっつり新SP披露。
感想は・・・
生きててよかった、2019!
終わった直後の私の感想抜粋しますと、「めっちゃかっこいい、すんげーかっこいい、マジでかっこいい、ほんまにかっこいい、本当に本当にかっこいい」。
「かっこいい」しか言ってないや(笑)。
ビヨンセやレディーガガの振付も手掛ける振付師シェリル・ムラカミさんと引退前から色んなスケーターに振付けていたミーシャ・ジーが振付のSP。
ここまで最初から最後まで踊りまくっているプログラムもないだろうというくらい止まるところがない激しいロック。
そして会場の空気もスケートリンクというよりライブフェス会場のようでした。
最初から最後まで観ている方のテンションもあがりっぱなし、終わってからのうねりもすごかった。
座長であるしーちゃんがトリなので「大ちゃんの後に滑りたくない」とこぼしていましたがこれは滑りたくないわ(笑)。
私が座った席が2回中2回ともジャッジ側、しかもどセンターなのでアピールがすごすぎて目で殺されてました、はい。
特に2日目は前半が前日よりもキレキレでした。
ただ、後半足にきたのかジャンプが決まらなかったのが残念。
初日も終わってから出来に納得していない様子だったのですが観客を巻き込む力がものすごすぎてこのまま進化したら恐ろしいことになりそう。
正直、クワドが入っていないし点数がどれだけ出るかわかりません。
でも度肝を抜かれるプログラムなのは間違いないのでたくさんの人に見てもらいたいなと思いました。
とりあえず、大ちゃんのプログラム体感時間5秒(笑)。
オープニングはサスペンダーに蝶ネクタイでしたが(しかし初日はサスペンダーがずれてズボンがずれ落ちそうになっていたのかしきりに気にしていたw)、フィナーレは来年が東京オリンピックということでそれぞれ夏五輪のコスチュームをみんな着ていました。
しょうまの野球ユニフォームが可愛かった。
大ちゃんは陸上衣装、ステファンからバトンを渡されてゴールするアンカー役でした。
初日はヘロヘロだったなあ(笑)。
1部と2部の間にあるお楽しみ抽選会のメンバーはしーちゃん、大ちゃん、しょうま。
これは全回固定メンバーだったのかな。
大ちゃんとしょうまのそれぞれのスポンサーからの賞品を紹介する時2人ともいっぱいいっぱいになっていたのが可愛かった。
あと気になったのはJA東北(こちらはしーちゃんのスポンサー)提供分が初日は福島産お米だったのに、2日目は仙台牛だった、
日替わりだったのかな、どちらにせよ当たらなかったけど(笑)。
そして、最後の賞品のくじを引くときに「引いてしまった」と氷艶の光源氏の「惹かれてしまった」トーンでぶっこんできたのでみんな大うけ。
しょうまだけはぽかんとしていたが(笑)。
どうやらこの回は相手役の平原あーやがいらっしゃっていたようですが、この時には席外していたらしい(本人のSNSよりw)。
しーちゃんから「もう1回」とリクエストがあったのでピンスポ付でもう1回やらされていたwww
そして2回目は福士くんがいたので(この時は後で紹介がありました)、頭中将様の「夢か現か」を披露。
ご本人様目の前でやり終わった後しきりに「恥ずかしいー」と照れていました。
福士くんにこにこ手を振っていて楽しそうでした。フィナーレでも大ちゃんとハイタッチしていて楽しそうで何よりでした。
どうやら回を重ねるごとにしょうまも巻き込まれたみたいで、しかも大ちゃんは歌も歌ったらしい。
この部分もまとめて映像化して欲しい(笑)。
フレンズが終わったら夏が終わった気がします。
氷艶ズのお花。
いいご縁になったようでよかったです。