鐘が京都に再び戻ってきました。
というわけで開幕2週目に行ってきた(初日は私が東京にいたからw)!

抽選先行で取った席で自分で選んでないので今日初めて「めっちゃ見やすい席やん」と気づくことに(チケット届いた時に確認していない人w)。
とちり席のセンター、表情もよく見える。
というわけでキャストも選んで取ってないのですが、今回のキャストは田中カジモド、岡村エスメラルダ、野中フロロー。
この組み合わせだと「あっきーと美南ちゃん」、「野中さんと美南ちゃん」というのが初めてでした。

昨年の夏KAATで観て以来ほぼ1年ぶりですが、やはりこの演目はじわじわした感動があってよい。
また、歌のシャワーがすごい。
なんといっても今回クワイヤに高井さんがいるわ、早水さんがいるわ、秋山さんがいるわ・・・圧が強い(笑)。

この3人の組み合わせだと、美南ちゃんの母性が強すぎるような気がします。
美南ちゃんの歌声は本当に癒されるんだけど、相性としては達郎カジモドと芝フロローの方が合う。
そして田中カジモドと野中フロローはやはり愛ちゃんの方が合うなと思いました(他のキャストは観ていないので比較できない)。
あっきーが以前よりも更に幼くピュアな感じになっていたので、エスメラルダへの想いが恋慕というより母を求める愛のように見えた。

この組み合わせだからかどうかわからないのですが、今回私はフロローの物語として観ていました。
今日はフロローの感情に沿って観ていたように思う。
常に心を律し、弟を愛していたのに救えなかった悔いもあるからかカジモドを厳しくも愛情を注いでいた日常がエスメラルダが現れてから大きく変わり、心乱される。
そんなフロローの感情の動きが凄く伝わってきてだからこそあの最期は哀しかった。
でもカジモドもちゃんとフロローを愛していたんだというのはわかるのが「僕の愛した人たちはみんな横たわっている」。
このセリフはあっきーカジモドがいちばん好きです。

アンサンブルはポンちゃん好きなのでポンちゃんが目を惹く。
そして、平良さん大好き。若者に交じって動き回る平良さんが愛しい(実年令知らないので実はお若い?)。そして本当にええ声。

今度は未見のキャストが観られたらいいな。
いちばん観たいのは川口フロローなんだけど。