アンコールは「マイウェイ」でした。

 

石丸さんのコンサートに行ってきました。
東京・大阪・名古屋とゲストが違うのですが、大阪は井上くん。
しかもエリザベート本番真っ最中(笑)。
なんて豪華なんだと思い即申し込みいたしました(何度か先行落選したけど)。

フルオーケストラでミュージカルナンバーを歌うというのも大きな決め手。
場所は主にクラシックで使われる老舗のホール、シンフォニーホール。
昔からあるのでどこにあるのか(何度も通ったことはある)は知っていましたが、初めて行きました。
客席が360度四方にあるというのも新鮮。
しかも今回の私の席は舞台後方にあるパイプオルガンの下の席。
舞台上でオーケストラを見下ろす席でした。
つまりはずっと後ろ姿を拝むことに(時々振り返ってはくれたけど)。
コンダクターの顔は常に見ていたのでオーケストラの一員の気分を味わえて面白かったです。

音響はとにかく良くて心地よい。
もう終わった後は美しくない音は聴きたくないと思った程満足いたしました。
しかし、お手洗いの数は何とかした方がいいと思う(尋常じゃないくらいの行列だったw)。

セトリを見ていただいたらわかるとおり本当に定番曲で聴きたい曲ばかり。
どれも素敵だったけど石丸さんが歌うので一番好きなのは「時が来た」だなと改めて思いました。
あとは「アスペクツオブラブ」で石丸さんに一目惚れ(一聴き惚れ?)した私にとってはイチラスの「Love Changes Everything」はたまらなくツボであった。
もう一度石丸さんのアレックスが観たかった。

ゲストの井上くんはソロで「僕こそ音楽」、デュエットは闇広と「シークレットガーデン」よりリリーズアイの石井カズさんパートで。
「シークレットガーデン」は観たことないのでストーリーわからないまま歌っていたらしい(笑)。
「花總まりちゃんのリリーを想った歌なんだよ」「彼女を想いながら歌いました」と石丸さん説明しながら、一昨日観たエリザベートでは「芳雄くんが花總まりちゃん襲っていたけど」とw
いつも兄貴のような井上くんが後輩感なのがすごく新鮮でわちゃわちゃしていてトークも楽しかったです。
東京藝大の先輩後輩で先生も同じというつながり(先生が同じなのは「石丸幹二のようになれるかなと思って敢えて同じ先生を選んだ」「呼び捨てすみませんw」)。
しかし、作品では共演したことがないので(コンサートや歌コンでちょこっとはあれども)共演したいのでどこかに書いてくださいと訴える2人(笑)。
私も観たいわ。
「題名のない音楽会」にもまだ出たことないので是非出してほしいと訴えるヨシオイノウエ。

私も観たいわ(リプライズ)。

「僕こそ音楽」は持ち歌と言われて「楽しているみたいじゃないですかー」とつっこみ。
しかし、持ち歌だからこそやはり説得力のある歌、まだヴォルフ観たいわ。

ルドルフは久しぶりに聴きましたが、ちゃんと少年の声が出ていてまだまだやれそう。
しかも前日トートやっていて翌日もトートやるのに(笑)。
本人も石丸さんのトートならまだやれると言ってましたw

井上くんの紹介でルドルフでデビューしたんだよねという話から「僕もラウルでデビューするはずだったのに」「浅利先生に呼ばれなかった」というのがうけたw
お互い褒めあっていて「芳雄くんはミュージカル界には欠かせない人だから」「芳雄くんがいないとやってけないから」という石丸さんに対して、「今東京では別のトートがマチソワしてますから」「やっていけているみたいで」というのもうけたw

石丸さんソロトークでは浅利さんの話が印象的でした。
入団してすぐラウルに抜擢され大変だった。浅利さんからは一公演ごとに成長している、へたくそだが努力する才能があるということを褒められているのかけなされているのかわからないことを言われたということでしたが、それはやはり褒められていたんでしょうね。
必死にくらいついていたそうです。
そして壁抜け男の話ではずっと王子やヒーローの役ばかりだったのがしがない普通の中年男の役をもらえて嬉しかったと。
これを嫌味なくさらりと言えるのが王子だわと思った(笑)。

幸せな2時間20分でした。
この公演と東京公演のライブCDが発売されるということで早速予約して帰りました♪