令和初観劇はこちら。

令和、一和。

なんとなくGW中に現れる予感はしたのですが、予感はしていても月10で名前見た時はやっぱりえっ?と思いましたよ。
そして即公式から拾った(笑)。
私のLM大阪がやっと開幕しました。

大阪四季劇場でいっちーを観るのは2012年のSOM以来だから7年ぶり。
うわー、そんなに時が経っていたのか。
そして、LM自体は2年前の名古屋以来でした。

久しぶりの演目に初めましてのキャストが多かったので新鮮に観ることができて楽しめました。
しかし、通うとなると厳しいw

フロットサムを除くと恒川アースラと渡邊フランダー以外は初めてのキャスト。
恒ちゃんは以前よりパワーアップしていて、渡邊くんは以前よりキュートになっていた。

初めましてのキャストで良かったと思ったのは三平アリエル、田島トリトン、岡崎グリム。

三平ちゃんはソンダンでアリエルを聴いた時にはうーん、どうだろう?と思っていたのですが良い!
ソンダンで聴いた時より歌良くなっていて(志音ちゃんに比べたらそりゃ弱いんだけど)、何よりも演技が良かった。
そういえばコーラスラインのヴァルは好きだったわ。
アリエルのちょっとKYなところ含めて人間味あって(人魚だけどw)説得力あった。
何よりも可愛い。可愛いは正義。
キスの練習の変顔も突き抜けていて可愛い。
恋に恋するアリエルがとても可愛かったです。

田島さんのトリトンは今まで観たトリトンの中でいちばん好きかもしれない。
何よりもええ声。そして愛情たっぷりなお父さんぶりがいちばんいい。
ただ、赤間セバスチャンと並ぶと、「ガストンとルフゥ」に見えてしまうんだけど(笑)。

スカットルやシェフルイはオリキャスを知っているだけに笑いが弱いと感じましたが、岡崎グリムはきっちり笑いをとっていてさすが。
最後の「私たち」の部分も結構スルーされる時もありますが、ここもきっちり笑わせてくれました。
ファミミュ強し(岡崎さんはファミミュでよく観ているイメージがあるためw)。

新エリック大木さんはうん、ビジュアルはいいんだけどね、うん。
歌が弱いとは聞いていましたが、「あの声」より「一歩ずつ」の方がきつかった。
どちらかといえば歌より演技が厳しい。
声は思っていたより出ていました(ちょっと最後に伸ばすところとかはきつかったけど)。
ただ、歌うのに必死なのか相手が見えない、一人で歌って一人で演技している感じ。
だからまだソロの「あの声」の方が良かった。
今は三平ちゃんが引っ張っている感じが良く見えましたがこれからなのかな。

さて、目当てのウミヘビちゃんですが。
名古屋で観た時の印象とあまり変わりません。
夏劇場の時よりはちょっと声高め、あいかわらず気持ち悪い、くねくねしている。
そしてファルセットの妖しさも健在。
色んな意味で職人的だった、つまりは欠点はないんだけどそれ以上に惹きつけられるところもないというか。
なんというか淡々としていましたね、四季的にはそれがいちばんいいのかもしれないが。

だからせっかく地元に帰ってきてくれたのにリピート厳しい・・・。

四季以外のミュージカルに見慣れると久しぶりに四季を観るとさすがだなと思う部分は多々ありました。
劇団だからこその良さ、そして四季以外のミュージカルで不満に感じる部分が四季では感じない(逆ももちろんあるけれど)。

ただ、ストーリーがね、うん(多くは語るまい)。

最後の銀テープですがケチってないですか?
夏劇場の時は帰ってから鞄から服から色んなところから銀テープが出てきたくらいですが割と前方の席だったのにほとんどテープが飛んでこなかった。
別に欲しいわけではないけれど、お掃除大変ですものね(笑)。