大阪でイベントに参加するのは「エッグスタンド」の時以来2回目です。
「エッグスタンド」はかなりみんな弾けすぎて本当にある意味酷かったw
今日はそこまで弾けてはなかったですが90分の予定が2時間20分なのはライフクオリティ(笑)。
いや、「エッグスタンド」があまりにもすごすぎたから今日は普通に思えた。
入口で配られた紙にはCONTENTSが書いてありました。
・「なのはな」裏話
・明石さんのミニライブ
・フォトセッション
・大阪公演の思い出話
原則「エッグスタンド」と変わらず(ミニライブ以外は)。
司会は「やっぱり」の関戸さん。
そして相方は同期の松本さん。
指名された時「えーっ」と言いながら胸に仕込んでいたマイクを取り出すまつしんw
グループごとに裏話。
まずは牛島くん、伊藤くん、鈴木くんの若手組。
他の人達は後ろで適当に座っててと扱い雑、船戸さんはセットのドア枠のところでダビデ像しててと更に雑w
小道具係もしている鈴木くんはお母さんが持っている海苔のパッケージに大きく「海苔」という文字を入れたのを用意していた。
そのまま稽古でもそれが使われて何も言われずまさかと思ったら本番でもそのまま採用されたとのこと。
そこまで「海苔」と主張しなくてもと思ったがやはり演っている方も気にしていたのか。
自分の役に名前がないから勝手につけていたというのは昨日船戸さんがたけしとつけていた話でもあったが、伊藤くんはクリスチーナ。
ニックネームをチーナちゃんとつけていてお人形をソフィーちゃんとつけていたとのこと。
舞台に出る前にソフィーちゃんに「頑張ろうね」と話しかけていて周りを怖がらせていたってw
また、若林くん演じるおばあちゃんがそのお人形をあげたという設定だから、稽古場でいきなり若林くんに「お人形ありがとう」のお手紙を書いて渡したというので更にみんなを怖がらせていた(笑)。
いきなりチーナちゃんとかソフィーちゃんとか書かれて若林くんもびっくりしたけどちゃんとおばあちゃんとして返事書いたとは偉い。
この子はソフィーちゃんではなくゴンタですよと返したらしいがw
役をつかむためとはいえ最初はびっくりしたけど勉強になりましたという若林くんが謙虚だなと思いました。
牛島くんは先生の役の時は舞台で最初に声を発する役なのでものすごく緊張したと。
そして座っている生徒役の関戸さんを見て気持ちを落ち着かせていたらしい。
ある回でチェルノブイリの地図を鈴木くんとセッティングしている時に鈴木くんがつまづいて動揺したからか関戸さんを見るのを忘れていたら
余計動揺したというのがおかしかった。
どれだけルーティーンになってるんだ?とつっこまれていた。
次に若林くん、宇佐見くん、千葉くんと若手でも先輩組。
もう中堅枠?
千葉くんは船戸さんがいつもボックスを置くところが適当すぎて困ったと暴露。
ちゃんとバミリがあるのに全然ちゃんとしてくれない、またボックスには暗転でも見えるように光るシール(?)が貼ってあるが上下逆にしてしまうから見えないので暗転の移動にみんな困ってたと。
関戸さんが今日はボックスの位置が違ってるよねとつぶやいたら「いつもだよ」と松本さんにキレられたこともあるとw
松本さんはもう諦めていたらしいwww
若林くんは最初と最後しか出番がないから役を保たないとと思って気合入れすぎていたらいざ舞台に戻ってきた時にナホちゃんと対決するようなおかしなテンションになってしまったらしい。
他の舞台でも台詞を言う前に「よしっ」と言ってしまったと。
8年目でそれはまずいとやっと気づきましたと言ってましたw
宇佐見くんは稽古が進む中台詞が色々変わったり付け足されたりとで頭がこんがらがった話。
音寿さんが去った後、ナホちゃんにマスクを持ってくるシーンで最初はナホちゃんに話しかける形だったのに
独り言のように自分で納得してしゃべって帰って行くというパターンになったから戸惑ったと(というのは同じ役の千葉くんも頷いていた)。
司会2人はこの位置だったかな。
松本さんは筋肉のせいで衣装がなかなか入らないという話。
メイクをしているので頭からではなく足からワンピースを着ないといけないのが上半身でひっかかってしまいバタバタしながら着ているのを見るのが後輩たちの楽しみらしい。
実演していたけど本当にばたばたしていたw
関戸さんは前日に引き続き船戸さんにメイク術いじられる。
「まつしんとWだから頑張るしかないじゃないか」とせっきーwww
メイクで頑張って目を大きくしたとのことです(知ってる)。
若林くんとのハグのことはここだったかな(時系列があやふや)。
東京千穐楽前に関戸さんが若林くんにギュッと抱きついた時にてなんだか不思議な気持ちになったと。
若林くんも舞台上では触れ合わないのに身体の触れあいってすごいなというのを何度も語っていたのが印象的。
最後に藤原さん、倉本さん、船戸さん、仲原さんのベテラン組。
仲原さんがベテラン組に入れられるのですね。
仲原さんはシングルだからこそチームの違いが面白いなと感じたと。
松本宇佐見ペアは頭いい兄妹で関戸千葉ペアはアホ兄妹と思いながらやっていたと暴露(笑)。
学校で勉強してから帰るという学くんを宇佐見くんの場合はそうだろうと思っていたが、千葉くんの時は本当かなと思ってやっていたってひどいw
ちなみに関戸さんはじゃりン子チエに見えたらしいww
「俺、先輩だぞ」と関戸さんにつっこまれてた(笑)。
船戸さん演じるお父さん(たけし?)が読んでいる新聞の表面は本当にその年の福島新聞を使っているとのこと。
ただ表面だけで中身は現在の新聞を使っているので開いたらばれちゃうということでずっとテレビ欄を見ているお父さんになってしまったそう。
テレビにしか興味がないお父さんw
演劇的には種蒔き機が倉本さんの手作りだという話が面白かった。ネットで探しても見つからなかったのでじゃあ作るかと1日で作ったそう。
原作の漫画で細かいデザインが描いてあったのでまだ簡単だったがサイズを小学生女子ではなく実際は成人男性である2人の体型に合わせるのが難しかったとのこと。
外側だけではなくちゃんと内側も作られているのが細かい。
前日藤原さんが挨拶で自分の役名を前川さんと間違えた理由がここでわかりました。
藤原さんも下の名前を勝手につけていて清子(漢字は多分これ)とつけていたらしい。
清子…清…前川清。
裏話の後は明石さん登場。
まずは名刺代わりということで本業のCM曲メドレーを披露(アシスタントはAD牛島くんw)したのですがこれもこれも明石さんの作曲なの?とびっくり。
意外に保険のCMが多い、ALSOKもバルサンも。
その後、劇中でも使われた「やめない」を披露。
歌い終わった後の感想は、隣でセリフをしゃべっている人がいないから気が楽だったそうです(笑)。
フォトセッションの後は大阪の思い出話。
大阪の思い出話というよりはホテル話のようだった(笑)。
若林くんはトイレから帰った後鍵を忘れてオートロックだったから締め出された話。
下着状態だったので他のメンバーが来るまで3時間待っていたそう。
トイレが共同ってホテル安いところなのかなと思って聞いていた。
はみだしっ子の時だったので「幽霊さん他の部屋にいていいよ、廊下は寒いし」という自分の台詞を実感したそうw
あとはエッグスタンドの時(?)、若林くんと千葉くんと宇佐見くんが同室でどうやら幽霊が出る部屋だとネットにも書かれていたそう。
若林くんと千葉くんは飲みに行ってて宇佐見くんは一人だったのだが入った時から変な気配があって早くみんな帰ってこないかなと思ってたと。
2人が帰ってきた時、宇佐見くんが変な寝言を叫んで千葉くんがびびったとか。
一体どういうホテルに泊まっているんだろう??
鈴木くんは牛島くんが12日が誕生日だったことをみんな気づいていなかったが、
誰かがケーキを差し入れしていたので気づいてその夜仲原さんと一緒にお祝いしたという話。
「誕生日だって言えよー」とみんなにつっこまれるも本人は家族からその朝お祝いメールをもらっていて満足していたので本人もすっかり忘れていたそう。
そこでみんなでハッピーバースデーを歌うことに。
今回いちばんおいしかったの牛島くんかもしれない(笑)。
本人は鈴木くんにネタを取られたので何を言おうか悩んだ結果、「かすうどんを食べてみたいので美味しいところを教えてほしい」ということに。
そしたらみんなが「かすうどんの美味しいところみんな知っているよ」「言えよー」「誕生日も言えよー」と優しい。
牛島くんはあまりみんなに甘えることがないのかな、甘えていいんだよというのが家族みたいでした。
ベテラン組はエッグスタンドでも話していた篠田さんのサプライズ送別会。
みんなにとって強烈なインパクトがあったんでしょうね。
「死の泉」では東京でソワレやった後すぐバラシてすぐにバスに乗って翌日大阪で公演があったというハードスケジュールだったと倉本さん。
ちなみにその時藤原さんは情宣で先に大阪入りしていたということとでずるいと言われてた。
藤原さんは最初に大阪で公演したのは笠原オスカーの卒業公演だったトーマの時でドラマシティでスタオベで花吹雪の中笠原さんがはけるのが感動的だったと
熱く語っていたが隣の倉本さんと船戸さんにそれ最初の2001年ではなくて2003年だよね?と小さくつっこまれてたw
最後に倉田さん登場。
あの受付にいた方が倉田さんなの?という反応をされていた人が周りにいたので多分東京ではあまりない反応だったかも。
倉田さん受付で荷物預かりしていたもの(笑)。
そしてしっかりと藤原さんの誤りもつっこんでいたw
東京公演を観ていないからわからなかったけれど、大阪でナホの台詞を増やしたそうです。
それも萩尾先生自らが使ってほしいと倉田さんに台詞をメールしてくれたとのこと。
また、詩を3つも作ってくれたそうですがそれはさすがに曲が間に合わないということで使えなかったとのこと。
再演がある時にまたということですがきっと再演ありますよね。
本当に萩尾先生からの絶対的な信頼感がすごい。
お土産はなのはなの種と全員のサインが入ったカード。
帰って種を蒔こうとしたら9月から10月と書かれていた。
忘れそうだ(笑)。
テーマ曲「なのはな」をみんなで歌って終わりでした。
しかし、いつも思うことながら異常にトークがうまい劇団だ(笑)。
明石さんも驚いていたけどトークスキルの高さがすごい。
関戸さんの司会はもちろん、松本さんのフォローがすごかった。
みんながどの話をしようか悩んでいるところ、この話はどう?と引き出すうまさ。
そしてフォトセッションでは「目線送りますよ、おっしゃってくださいね」という完璧さ。
若手くんもつたなかったトークが段々うまくなっていくんですよね。
地方住まいだからあまりイベントには参加できないけれど、面白いけれども真摯に芝居に取り組んでいる様子がうかがえるトークを聴いているといい劇団だなといつもしみじみ思うのであります。