ずっと気になっていたものをやっと観られました。
というわけで初スーパー歌舞伎、初ワンピース。
「ワンピース」はアニメも観たことないし、漫画も読んだことがなく、
「海賊王に俺はなる」しか知らないまま行きましたがストーリーはわかりやすくて楽しかったです。
とにかく色んな仕掛けが目白押しでいちいちびっくりして楽しかったです。
フライング、早替え(これがやりたいからルフィとハンコックが1人2役だったのか)、大量の水、そしてファーファータイム。
とにかく観ている人を飽きさせない。
フライングはテレビでも観たことあるから、どちらかというと大量の水を使った演出に驚きました。
あれ、かなりの列まで水かぶり席ですよね(笑)。
2階席だったからすごいなあって思いながら観てましたけれど、フライングではルフィも近くに来てくれたし、
ファーファータイムでは役者さんたち上がってきてくれてハイタッチできたし2階席、3階席も置いてけぼりにしない演出。
そう、ファーファータイム。
「これが噂の・・・」と思い圧倒されました(笑)。
ゆずの主題歌に合わせてみんな走り回る、観客はタンバリンで応えるというコンサートの様な盛り上がり。
タンバリン結局買わなかったけれど(勇気なくてw)。
でも楽しかったです♪
お話は前述の通りわかりやすく、難を言えばもう少し仲間たちとの話も欲しかったなと思いました。
見たことあるキャラクターは最初と最後しか出てこないんですもの。
「とにかくエースを助ける!」という話に特化していたのはシンプルでわかりやすかったのですが。
今回4パターンのキャストで私が観たのはCパターン。
主役は猿之助さんではなくて、若手の尾上右近さんでした。
実年令もお若いからか、非常に瑞々しくて頑張れーと応援したくなるルフィ。
ハンコックも妖艶というよりも爽やかな女王様でした。
猿之助さんはなかなか出てこず最後の最後にシャンクスとして出てきた時の圧倒的な存在感が印象的でした。
これが華というものだなと。
猿之助さんのルフィも観たかったです。
歌舞伎役者以外では浅野さんや平さんなど知っている方も多々、そしてまさかの下様歌舞伎デビュー(笑)!
2幕の下様はヘロデ王+ブラマヨ小杉でした、ヒーハー。
曲もJCSぽかったなあ、途中オペラ座のパロディーしてたし(笑)。
これ、Wの浅野さんだと全然違うだろうなというのは予想できます。
皆さん達者でしたが、印象に残ったのは巳ノ助さん。
ゾロとボン・クレーとスクアードがみんな同じ人だったとは。
演じ分けが見事でした。
「氷艶」に出ていた笑也さんが出ているの知らなくて気づいた時には「岩長ちゃん(その時の役名)がいる!」と1人でテンションあがってました(笑)。
相変わらずお美しかった。
しかし、1幕終わってお弁当食べておやつにきんつば買って食べて、2幕終わって最中アイス食べて・・・食べるのも楽しい(笑)!
なかなか普段行く劇場では客席で食べられないですから。
「もうすぐはじまりますから食べ物は仕舞ってくださーい」という蛍嬢も新鮮でした(笑)。