オペラ座の怪人京都公演開幕おめでとうございます。

 

というわけで初日行ってきた!
いつもなら平日ソワレに京都は行けないのですが、ちょうど仕事納めで午前中までだったので行けました。

とりあえずプログラム購入。
そして今回から買い物袋がもらえず有料のエコバッグは用意しているとのこと。
他のグッズ買った時もそうなのかな(他のグッズは次に行く時にしようと思って今回は買ってない)。
まあ、他のところでは袋もらえないこと多いからいいんですけどね。
環境対策もあるだろうけど経費節減か(笑)。

ゲネプロでは岩城クリスティーヌデビューだったようですがこの初日だけ苫ちゃん。
ファントムが佐野さんでラウルが光田さんなので横浜で観た時と一緒や(笑)。

感想はですね。

苫田亜沙子劇場だった!

いい意味でも悪い意味でも苫ちゃんの印象強すぎて。
とにかく強いんです、ファントムもやっつけられる(そういう話ではありません)。
このクリスティーヌだと絶好調の(あくまでも「絶好調」の)カリスマ的高井ファントムが合うように思いました。
横浜からラウル寄りの演出となっているということですが、
ラウル寄りというよりも自分寄り。
苫ちゃんはファントム寄りのクリスティーヌだったのにな。

ラウルの光田さんは横浜の時より訛っていたような…。
それよりも何よりもなぜクリスティーヌがファントムではなくラウルを選ぶのかさっぱりわからんと思ったのは今回がいちばんだったかもしれない。
いつも思っているけれどそれ以上に(笑)。
まあ、「そりゃラウル選びますわな」と思えたのは歴代でも石丸ラウルしかいないんだけど。

ラウルからクリスティーヌへの愛も、クリスティーヌからラウルへの愛も、クリスティーヌからファントムへの愛もあまり伝わってこなかった。
いちばん伝わったのはファントムからクリスティーヌへの愛(しかも拗らせ愛w)だけだった。

佐野ファントムは本当に繊細で丁寧な演技なんです。
ファントムの悲哀と拗らせぶりが本当に伝わってくる。
だからこそガンガンくる苫田クリスティーヌとは合わない気がするのです(と、横浜でも思った)。
やはりもう少しクリスティーヌがファントムに寄り添って欲しい。
しかし、まあ色っぽい、18禁だよなと思うところも(PONRとか)。

色っぽいといえば平良さんの声がたまらん。
ずっと聴いていたい声。

横浜から演出変わって(墓場の三重唱とか最後のボートのデュエットからパート交代になったところとか)、
更に広島からも演出が変わったとのこと。
細かいところはわからないけれどコーラス(歌詞など)が変わってますね、そして音響のせいかどうかわかりませんが。
音楽がうるさく感じた。
「Think of me」が半音くらいキーが高いような気がしたのも気のせいなのだろうか(ここは横浜からだったみたいですね、気づいてなかった)。
耳慣れなくて少し戸惑う。

色んな意味でわかりやすくなったけど余白が欲しいなと思うオペラ座でした。
シャンデリアは横浜の時は舞台上垂直に移動だったのですが、京都は客席まで来るのでそれは迫力があって良かった。
やっぱりシャンデリアはこうでなくっちゃ。

しかしなんだかんだ言ってもオペラ座は好きです。
また行きます。

 

 

劇場内にあった看板。

いろんな演目が観られるのは嬉しいですね(数年前と違って)。