本日のキャスト。

 

梅芸正面にどーん。

 

ビリージャンプはできない(笑)

 

今月初めての観劇。
風髑髏LVは半休取って観に行ったのですがあれは生ではないんで。

というわけでやっと「ビリー・エリオット」大阪上陸であります。
3年前映画館でエリオット・ハンナくん主演のミュージカルライブを観て生で観たいと思っていましたが、まさか日本公演ができるとは思ってなかった。
まず、ビリーやマイケルができる子役がいるのかと。
・・・すんませんでした(謝る)。
1年以上育てながらオーディションをしたというだけあって本当に素晴らしかった。
子供たちがみんな子役子役してない、大人の俳優と同じ立ち位置であるという点が印象深かった。

ビリーたち子役のキャスケ発表はチケット発売後だったため、今日の公演は元々持っていた公演のビリーと違うビリーが観たいと思って追加した分です。
今日のビリーはバレエで通ったという加藤くん。
それだけにバレエは優雅で美しかった、
オールダービリーの大貫さんと踊る白鳥の湖は本当に美しかったです。
タップやアクロバット(特に側宙などは少し危うい)は専門外だったんだろうなと感じましたが、気持ちがこもっていて見応えありました。
ビリーもだけどマイケルが出来る子いるの?と思っていたのですがまさしくマイケルだった。
ビリーとマイケルのスカート履いてタップ踏むシーン大好きだっただけにあまりにも可愛すぎて泣けてきた。

泣けてくるといえばもう絶対泣くぞ泣くぞと思っていたお母さんの手紙のシーンはやっぱり泣いた(笑)。
で、いちばん泣けたのはお話というよりやっぱりこんな子供たちが大人顔負けのパフォーマンスをしているというところなのかもしれない。
「Electricity」など色んなところでショーストップになっていましたから。
お話は実はあまり救いがないんですよね、ビリー以外は。
炭鉱が閉鎖されてこのまま町のみんなに明るい未来が待っていない。唯一の希望がビリーだけどビリーの前途も多難だろうと想像できる。
考えさせられる話だからこそ子供たちの素晴らしいパフォーマンスがより光るんだなと思います。

次回観る大人キャストは先生以外全部違うので(たまたまです)比較は次回で。

唯一ひっかかったのは方言。
炭鉱町だからか九州の方言を使っているという話は事前に知ってはいたのですがやはり方言は使いこなせていなかったら違和感しかない。
基本的にビリーたちはあまり方言使ってないから(ちょっとした台詞に方言入れたりしているけど)ここどこやねーんと思った。

しかし、日本でこの舞台を観られるのは本当に夢みたいでした