3週連続芳樹さん(笑)。
仲代奈緒さん主宰ねねぷろじぇくとの朗読劇「百年目のラブレター」を観に行きました。
2年前の初演を観た時とても感銘を受けてもう一度観たいなと思ったのでスケジュール発表されてから即予約しました。
・・・のはいいんだけど17時開場19時開演。
1フード1ドリンク付とはいえこれだけの長い時間1人で間を持たせるのしんどい。
でもまあ食事する時間もあるからということで18時頃に行きました。
場所は福島のカフェレストラン。
2週連続福島(笑)。
福島駅から歩きましたけれど(ABCホールとは真逆の方向)、どちらかというとスカイビルが近いのでもう梅田?
食事する場所と朗読劇の場所がまた違っていて(隣ですが)どこから入ればいいのか迷った。
どちらの店も貸切だったみたいです。
受付済ませると席に案内となるのですが、相席とのこと。
グループになっているところに1席ぽつんとあいていたのでそこに案内されるのはきついな(複数と1人はきつい)と思っていたら、
お1人の方のテーブルに案内されてほっとした。
自分の母親くらいの年の方で優しく話しかけてくださってまたほっとした(基本人見知り)。
食事は1プレート、ドリンクはアルコールも選べてワンコイン追加でおかわりも可。
しっかり量がありなかなか食べごたえあって美味しかったです。
18時半頃より朗読劇の会場へ入れました。
最前ではないですが自分的には観やすい位置をキープできた。
では簡単に感想。
やはりこの作品好きです。
「1年後の君へ」「2年後の君へ」と畳み掛けて読み上げられる手紙にずっと涙が止まらなかった。
ベタといえばベタな話なんだけど愛がストレートに響いてくる話でした。
初演に比べると曲が増えているのもありましたがセリフも増えていたような気がします。
なにせ1回しか観てないので細かいところは覚えていないのですが仲代さんの独白部分などがこんなに長かったかなと感じた。
今回ハープが入ったことによりロマンチックな部分がよりロマンチックに。
ちょっとベタかなというくらい(笑)。
ジプシー女のパートは初演では芳樹さんと仲代さんが演っていましたが、今回は録音した林さんの声でした。
芳樹さんの演じる夫が(役名はない)本当に本当に愛情たっぷりで優しくて温かくて。
好きっ♪
あれで惚れない女子がいたらここに連れてこいってなりますね、なりませんか?
なぜ私にはあんな旦那がいないのか(いないよ)。
愛あふれるラブレターも素敵なんだけど、最初に登場した時の子供に傘を貸してあげる先生も本当に素敵で素敵で。
劇団内ではこういった普通の等身大の青年役というのがなかなか観られないので(先週まではローティーン、次回は5才w)惚れ直したわ♪
仲代さんはいつ観ても本当に華奢でそれでいて今回更なる深みと凄みを感じたのですが、最後の挨拶でその理由がわかったような気がします。
お母様の存在が本当に大きかったんだなということが伝わるお話でした。
亡くなっても傍にいてくれている気がするという話は「2度目の死はない」というトーマを思い出しました。
そして今回すごく愛犬ナイトの話が響いたと思ったら、実際に愛犬も亡くされているんですね。
そんな深い話の後に「では芳樹さんからも」とふられた芳樹さん。
「奈緒ちゃんのいい話聞いた後僕の話要ります?」と笑わせながらも結構長くお話してくれた。
普段は演者と裏方と役割がはっきりわかれているけれども、この少人数の為それぞれ色んな役割を担っていて手作り感がある、実際リハーサルはしていてもお客様が入ることによって全然違ったものになり、これはお客様も含めてみんなで作り上げていくものだなと改めて感じた。
そういった時間を皆さんと共有できるのは幸せだというようなことを語っていました。
手作りのくだりでは「(私に)こき使われて?」と仲代さんがつっこみいれていたのがおかしかったですが(笑)。
上演時間は1時間45分。
始まるのに少し押したので終わったのは21時前くらい。
終わってからさあ帰ろうかと思って立ち上がったのですが誰も帰ろうとしない(笑)。
仲代さんや演奏の方がそれぞれお知り合いの方々とお話をはじめだして、なんとなくこのまま残っていたら芳樹さんも出てくるのかなと思ったのですが1人の私はどうしたらいいのかわからずいたたまれなくなって店を出ました。
終演後交流会があるとはっきり謳っている場合はまだましなのですがこういうなし崩し感苦手。
アウェイ感つらかった(苦笑)。
アットホームな雰囲気がまた素敵だとは思うんですけどね、私は普通のホールで観たいです。